ナイナイにとって、雨上がりは吉本興業の芸人養成所であるNSC大阪校の2期先輩にあたる。ただ、岡村隆史は「何なら同期くらいの感じで仲良くさせてもらって、甘えさせてもらっていた部分も多かったですから」と語った。岡村は大阪時代に、宮迫の実家に入り浸ることもあったようだ。
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さらに、ナイナイと雨上がりは、FUJIWARAや解散したチュパチャップス(宮川大輔、星田英利)らが参加した吉本の若手芸人ユニット、吉本印天然素材(通称・天素)のメンバーでもあった。岡村は「よくよく考えたら天然素材の頃も、雨上がりさんがいるから我々は粋がって、何かこう『ダンスはイヤや』とか『踊って何がおもろいねん』とか。天然素材のリーダーとして全部こう背負っていたのが雨上がり決死隊やったんですよ。そこに甘えてこっちは言いたい放題言うて……」と確認するように話していた。
天素はアイドル的な売り出し方をされており、それに不満を持つメンバーも少なくなかった。宮迫が演出担当のスタッフと大喧嘩をしたエピソードはよく知られている。
矢部浩之も「解散って聞いて、天素の頃を思い出した。やっぱり一番一緒にいた時期やからね。自分らも若いし半人前やし」と思い出に浸っていた。岡村も雨上がりの大ファンであり、「ネタとかも完璧に覚えるくらい見たし。一緒にいたし」としみじみとした様子。さらに、ナイナイは天素を途中で抜けており、雨上がりら先輩芸人に失礼があったのではとも振り返っていた。
この日のナイナイは、雨上がりのようにコンビ解散は選ばない確認の意味で、なぜだかハイタッチをする場面も。
ネット上では「岡村さん言葉選んでるけど、やはり残念そうだな」「芸人にとって、解散ってどれだけ重いかがよくわかった」といった声が聞かれた。