「飲み会で知り合い、一時期仲良くしていたグループがありました。みんなで河原でバーベキューをした時、その中の1人の男性が、水鉄砲で女子たちに水を浴びせてきたんです。しつこかったんですが、そこはちょっとしたイタズラだろうと、目をつむっていました。
>>ポロリして通報され~女がドン引く瞬間~<<
後日、私とその男性でランチをしたんですね。食べ終わって歩いていると、雨が降ってきたんです。すると、彼が“たいしたことない”と。結構、降っていたんですが、そのまま歩いていました。ビシャビシャになった私をじっと見てきたので、“何?”と尋ねると、“別に”と言うんですが、その視線に少し違和感を覚えました」
違和感はあったものの、不信とまでは思わなかったそう。良き友人としての関係がしばらく続いた後、グループ内にある変化があったんだとか。
「彼と、私の友だちが付き合うことになったんです。グループ内でのカップル誕生に、祝福ムードが漂いました。ただ、しばらくして友だちに会った時でした。彼は優しいそうなんですが、“一つだけイヤなところがある”と言うんです…。
それが、男女の営みの時。最後、フィニッシュを迎える際に、顔に出してくるんだとか。そして、すぐにそれを拭き取ってはいけないそう。彼は、自分の残骸を付着させた彼女の顔をじっと見て、興奮しているのだそうです。話を聞いて、以前私が感じた違和感の正体を悟りました。本当に、付き合うのが私じゃなくて良かったです」
彼は、女性の顔が濡れる様子を見て、妄想していたということだろう。雫さんにとってそれがイヤな思い出となり、雨が苦手にならなければいいが…。
写真・Rodrigo Moraes