所といえば、「お笑い界のビッグ3」と呼ばれるタモリ、ビートたけし、明石家さんまのような華はないが、気づけば3人を大幅に上回る本数のレギュラー番組を獲得している。
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「特に芸があるわけではないのに売れっ子にのし上がってきただけに、テレビ界では『天才』と呼ばれている。売れっ子になった理由としては、妥協のない番組作りでいかに面白いものを作るかを追求し続けているのが大きいのでは」(芸能記者)
今年4月には、一部で「所JAPAN」の収録中、VTRに対して所が「つまらない」と激怒し、自ら降板を申し出る騒動を起こしていたことが報じられた。
その際、直撃を受けた所は、スタッフに苦言を呈したことや、降板を申し出たことを認めたが、どうやらわざわざ申し出なくても、各局のレギュラーを降板させられそうな状況だというのだ。
「ギャラが1本200万円以上と高額なのに加え、『所JAPAN』以外のほかの番組でもVTRにこだわって、撮り直しさせることも多く、それでは制作費がいくらあっても足りない。コロナ禍で各局とも広告収入が減り、なるべく制作費を抑えるようにお達しが出ている中、所のようなやり方をされたらたまったものではない。所が生き残るには、ギャラを下げるか、番組作りに妥協するかどちらかを選ばないと厳しいだろう」(テレビ局関係者)
とはいえ、長年、多数のレギュラー番組を抱え続けていただけに、もう働かなくても困らないぐらいの蓄えはあるはずだが、所の今後が注目される。