報道をまとめると、落書きは赤色のインクのようなもので書かれ計3か所で見つかった。事務所東側の壁には「所ジョージ死刑」、西側の壁と道路にはそれぞれ「サトラレ電波死刑」、「サトラレ電波」という意味不明の文字が。事務所のインターホンにもマジックで「死」と書かれていたという。
事務所の関係者が今月7日午前9時ごろに発見し110番通報。前日の午後10時半ごろまでは落書きはなく、同署が周辺の防犯カメラの画像などを調べている。
所の事務所には「世田谷ベース」と呼ばれる、高価なビンテージカーなど所の趣味の物を集めたガレージがあり、ビートたけし、とんねるずの木梨憲武ら芸能人も集まる場所として知られ、BSフジの番組「所さんの世田谷ベース」は同所で収録が行われている。
「所といえば、それほどタレント活動を盛んにしていないにもかかわらず、携帯電話関連で財をなし“億万長者”になったと言われている。とはいえ、私生活での金銭トラブルなどは聞いたことがなく、犯人は所の生活を妬んでの犯行では。警察が本格的に捜査に乗り出したとしても、犯人が変装するなどしていればなかなか特定して逮捕に至るのは難しそうだ」(芸能記者)
落書き事件といえば、12年12月に元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂の自宅の壁やガレージに「バカ」、「アホ息子」などと落書きをしたとして、女優・江角マキコの元マネジャーが、14年に警視庁から事情聴取を受けていたが逮捕はされなかった。
いずれにせよ、所の事務所への落書き犯の犯行動機が気になるところだ。