吉本興業は外務省のサービス『たびレジ』への登録や、世界共通の開発目標「SDGs」の推進に向け同省に協力している。また、ODA(政府開発援助)に関連する取り組み「草の根・人間の安全保障無償資金協力」の広報活動にも貢献したことで、感謝状贈呈となった。コバヤシには、「夏休み『たびレジ』登録推進キャンペーン」で海外で安全対策を施すよう広報活動に尽力したとして感謝状が贈られた。コバヤシは今後約1年間、「『たびレジ』登録推進大使」として広報・啓発活動に携わる。
『たびレジ』とは、海外旅行時に最新の安全情報を日本語で受信できる海外安全情報配信サービス。今回コバヤシは、7月21日に羽田空港で行われた推進キャンペーンに出演したほか、SNS用動画にも登場。テレビ・ラジオでも同サービスを紹介してきた。
7月3日にコバヤシは、「『たびレジ』推進書記官」を委嘱されたが、昇進のために河野大臣から出された“宿題”に挑戦することになっていた。“宿題”は、『たびレジ』のサービス新規登録者数や、外務省のSNS投稿に対するリアクション数を増やすこと。これをクリアし、今回大使を委嘱されることになった。
結果、サービス登録者数とリアクション数の合計は60万に達し「大使」昇進が決定。7、8月の間に“宿題”をこなしていたコバヤシだが、途中大使昇進が危ぶまれていたようで「最終日に追い上げましたね」と河野大臣もホッとした様子だった。
晴れて大使の委嘱を受けたコバヤシは、「一企業の社長より大使のが上ですから、これからは岡本君と呼ばせていただきます」と、同席した吉本興業・岡本昭彦社長に向かってニヤリ。立場が上がってもケンコバ節は健在で、「大使として気持ちを高めなきゃダメ。赤坂あたりの料亭でも行ってやろうかな、と。ネゴシックスあたりと」と言い放ち、報道陣を笑わせた。
コバヤシは『たびレジ』にも実際に触れていたという。「こないだ綾部に会いにニューヨークに行っていて、連絡が来ましたね」と、ニューヨーク在住のピース・綾部祐二を訪ねた際に、『たびレジ』が計画停電の場所を伝えてくれたと明かした。「ほんまに便利やなと思いましたね」と感心した様子。綾部については、「アメリカ人より挨拶がうまかったですね。アメリカ人でも照れてできないような、ターン決めてハイタッチとかしてましたもん」と、相変わらずの“綾部らしさ”を伝えた。
記者から、交際中の25歳一般女性との状況について問われると、「海外行きたいという話はしてるんですよ。僕が出す候補地が海ばっかりなので、もしかして水着目当てか?ということに気づかれつつあるんで…」とラブラブぶりをのぞかせた。気になる結婚については、「ゴールインはまだ…僕は“恋愛はゴールのないマラソンだ”と言っています。いつかそういう発表ができたらいいですけど」と、プロレスラー武藤敬司の名言「プロレスはゴールのないマラソン」にかけて、コバヤシらしく締めくくった。
河野大臣から、日本の海外旅行者1800万人への『たびレジ』普及率を100%にしてほしいと期待されているコバヤシ。今後の活躍に注目である。