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『中学聖日記』、視聴率微増の理由は『半分、青い。』と同じ現象? 主人公に“イラつく”視聴者多発

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有村架純

 火曜ドラマ『中学聖日記』(TBS系)の第2話が16日に放送され、平均視聴率が6・5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)だったことが分かった。

 原作はかわかみじゅんこの同名漫画で、新人教師と中学生との禁断の恋がテーマ。主人公の聖を演じているのは有村架純で、相手役の中学生・晶には新人俳優の岡田健史がキャスティング。また、聖の婚約者・勝太郎は町田啓太が務めている。

 第2話では、前話のラストで聖に告白した晶が、聖にさらに迫るという展開に。一方で聖は、勝太郎の両親と自分の両親の顔合わせなどに奔走。勝太郎とイチャイチャするシーンなども放送され、ネットを盛り上げていた。しかし、体育祭のシーンでは、聖は晶によって体育倉庫に連れ込まれたり、怪我をした晶を聖が家に上げ手当てをしたりなど、隙を見せるシーンも多々。このため、視聴者からは「教師として破滅したくなかったらもっと拒絶しなよ…」「こんな教師も中学生もいない」「観ててイライラする」という声が噴出している。

 しかし、今回の視聴率6.5%は必ずしもいい数字ではないにしろ、初回視聴率の6.0%からは0.5ポイントの微増。その理由は、視聴者の間である現象が起きているからだという。

 「ネット上では、批判の一方、『イライラするんだけど今週も観ちゃった』『文句言いながらもつい観ちゃう!』という声も続出しており、“離脱宣言”もあまり見られてません。『文句を言いながらもつい観てしまう』というのは、今年上半期に放送されたNHK朝ドラ『半分、青い。』の放送中に起こった現象とほぼ同じです。朝ドラ史上類を見ないほどのバッシングを生んだ『半分、青い。』の、全話平均視聴率は21.1%と高視聴率を記録。ネットに批判を書き込むことで、ストレスを発散するという視聴者層も少なからず存在していたのではないでしょうか」(ドラマライター)

 さまざまな議論を呼んでいる『中学聖日記』だが、視聴率の伸びしろはまだまだありそう。視聴率の推移含め、今後の展開にも期待したい。

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