※以下、ネタバレ含む。
第7話は、ミハンが危険人物として察知した大手フィットネスクラブの社長・仁科紗耶香(佐藤江梨子)を井沢(沢村一樹)たちが捜査する。紗耶香は5年前に起きた強盗殺人事件で、社長だった夫の輝幸(青戸昭憲)を殺され、自身も瀕死の重傷を負った被害者だったが、検出されない危険な毒物をひそかに入手しており――というストーリーが描かれた。
シーズン4となった本作。初めてミハンシステムが描かれたシーズン3からは、主演の沢村一樹、横山裕、本田翼が続投となっているが、第7話のある展開が物議を醸しているという。
「問題となっているのは、第7話のラスト。紗耶香は結局、夫や夫の前の婚約者の女性を殺害し、さらに自身に疑いを抱いていた科学捜査研究所の主任研究員をもミハン捜査員の前で殺害しましたが、証拠が出ず。無罪放免となってしまいました。しかし、最後の最後に紗耶香が夜道で何者かに殺害されるという展開に。視聴者からは驚きの声とともに、『これ前のシリーズと同じ展開…?』『デジャブかな』『前作と同じってどうなのよ』といった困惑が寄せられています」(芸能ライター)
前作ではミハンの捜査員だった田村(平田満)が、証拠がなく法で裁かれることのなかった犯罪者3人を殺害し、最終的には自殺するという展開が描かれたが――。
「今回も紗耶香が殺されたことによって、ミハンのメンバーが疑われるのは必至。同じ展開に呆れ声が集まっているとともに、『田村さん回は神回だったからそう簡単に同じくしないでよ』『田村さんの自殺はショッキングだったけど、それを含めてかなりいい回だったし、それはそう簡単に越えられない』といった指摘も。犯人に関しては『井沢さんと思いきや、法務省の官僚の人とか?』『まったく同じ展開はさすがにないからミハン以外の人じゃない?』といった予想も出ており、盛り上がりも見せていますが、いずれにしても不満が大半となってしまっています」(同)
果たして、ここから視聴者を満足させる展開を描くことはできるのだろうか――。