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ハッシーの中央競馬新馬セレクション【8/1函館・8/1新潟】

【今週デビューの注目馬】

☆ロン
 2021年8月1日(日)函館第5R芝2000m戦に出走予定のロン。馬名の由来は「円形(仏)」。牝、黒鹿毛、2019年4月5日生。栗東・石橋守厩舎。父シルバーステート、母アモーレヴォレ、母父アグネスデジタル。生産は浦河町・三嶋牧場、馬主はキーファーズ。半兄には芝で3勝を挙げているワールドスケール(父ワールドエース)がいる。本馬は操縦性の良さそうな凛とした顔つきをしており、顔の大きさ、頸の長さと太さとバランスが良く、胸前が深く心肺機能も高そうだ。そして何より本馬の持ち味はバネとフットワークの良さ。追い切りでは、直線で軽く仕掛けられるとあっという間に併せた相手を突き離す切れを見せた。切れを武器にマイルから2000mあたりの距離で活躍するだろう。なお、鞍上は武豊騎手を予定している。

☆ルージュスティリア
 2021年8月1日(日)新潟第5R芝1800m戦に出走予定のルージュスティリア。馬名の由来は「冠名+氷柱(ラテン語)。母名より連想」。牝、鹿毛、2019年3月19日生。栗東・藤原英昭厩舎。父ディープインパクト、母ドライヴンスノー、母父Storm Cat。生産は白老町・社台牧場、馬主は東京ホースレーシング。愛馬会法人・東京サラブレッドクラブの募集馬で総額5600万円。祖母WandestaはメイトリアークS(米GI)などGIを3勝した名牝。本馬はしっかりとした骨格を持ち、それに付くべき筋肉がしっかりと付いたことで、どっしりとした見栄えのする好馬体に成長。脚長で跳びが大きく長く良い脚を使うタイプで、追い切りでは頸を上手く使ったフォームで推進力があり、ダイナミックな走りを披露。それでもまだ緩さが目立ち、今後の成長が楽しみな1頭だ。なお、鞍上は福永祐一騎手を予定している。

※出走予定競走には、馬の体調等により出走しない場合があります。

<プロフィール>
ハッシー
 山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適性を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン~狙ったレースは逃さない!~」も担当している。

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