愛之助との結婚後、ある程度の期間を拘束される仕事は、19年の主演舞台「サザエさん」ぐらい。ほかは連続ドラマへの単発出演や、あまり出番のない映画の出演ぐらいだ。
その一方、愛之助は本業の歌舞伎に加え、NHKの連続テレビ小説「まんぷく」、前作での役が好評だったTBS系ドラマ「半沢直樹」の続編、最近ではフジテレビ系連続ドラマ「レンアイ漫画家」など俳優業にも引っ張りだこだ。
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「愛之助とは再婚なので、当初、紀香は結婚披露宴については行いたくない意向だった。相手がただの芸能人ならばそれでも良かったかもしれないが、16年9月に報道陣には非公開で披露宴を開催。後に愛之助は出演したテレビ番組で、『自身が選んだ人を歌舞伎界に“よろしくお願いします”という披露目なので、しなければいけない』と紀香を説得したことを明かした。その1件で紀香はいかに梨園の妻の責任が重大かを痛感。夫のサポートを中心に、余裕があれば仕事をこなすことにしたようだ」(テレビ局関係者)
紀香と同じ芸能人の梨園の妻といえば、女優の三田寛子。夫の中村芝翫をサポートしつつ、3人の子どもたちを歌舞伎俳優に育て上げたが、夫は2度にわたって不倫を報じられたこともあって、すっかり株を下げてしまった。
ところが、そんな三田と対照的なのが紀香だというのだ。
「ごひいき筋のデータがしっかり頭に入っていて、いろいろ気にかけ、会場の外までお見送り。紀香にそれをされて喜ばない人はいないだろう。コロナ禍で集客に苦戦する中、紀香が来場する時は集客は1~2割増し。松竹や関係者たちは『もう三田を超えた』と喜んでいる」(演劇担当記者)
三田にとっては面白くないだろうが、紀香の“内助の功”がここに来て実ったようだ。