第1話は、日高泉美(比嘉愛未)は、乙女ゲームを手がけるベンチャー企業の代表取締役社長。4年前に起業した泉美は、外見から内面まで全てが泉美にとって理想の“推し”であるキャラクター・ケント様と恋に落ちるゲーム『ラブ・マイ・ペガサス』をリリースし、大ヒットを記録し、新進気鋭の経営者としてもてはやされており――というストーリーが描かれた。
※以下、ネタバレ含む。
実は、深田恭子主演作の予定だった本作。しかし、深田は適応障害により芸能活動を休止。ドラマも降板し、急遽比嘉が代役を務めることになったという経緯がある。
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「本作はラブコメ。放送前にはコメディのイメージのない比嘉が主演を務めることに対し、少なからず心配の声が集まっていましたが、蓋を開けてみると、社長としてしっかり仕事をこなしつつ、息抜きで推しに夢中になっているという女性像はハマリ役とも言えるほどぴったりでした。特に、泉水はもともと保険会社に勤務し、夢もやりたいこともなく退屈な日々を送っていた女性。それが乙女ゲームと出会ったことで人生が変わっていくという設定のため、ネットからは『もともと真面目で推しにいい意味で狂わされた感じがリアル』『元地味な現社長役って比嘉だからこそハマってる』『どうなのかと思ったけど、代役大正解』という称賛が集まっていました」(ドラマライター)
一方、深田バージョンを想像する視聴者の声もあった。
「本作のストーリーは、推しにメロメロな女性が、外見は推しとそっくり、中身は無神経でがさつという男の子を理想の男性に育てるという現実離れしたラブコメになっています。現実離れしたドラマと言えば、『ルパンの娘』(同)であのトンチキストーリーを演じ切った深田の十八番。ネットからは、『推しに夢中になってる女性は深キョンの方が似合いそう』『バリキャリ女子要素は比嘉が合ってたけど、年下の男の子が合うのはやっぱ深キョン』という比較も聞かれました」(同)
とは言え、おおむね好評のまま第1話を終えることができたようだ。