☆阪神11R 宝塚記念(GI)(芝2200m)
今年は13頭立ての上、GI馬が3頭、その内牝馬が2頭と、春のグランプリとしては寂しいメンバー構成となってしまった。それでもグランプリ3連覇がかかるクロノジェネシスと、無敗で大阪杯を制したレイパパレの2頭には注目。この時期のGIということもあって、例年馬場状態によって大荒れとなる難解なレースだが、両馬とも道悪で結果を出しており、馬場状態はあまり影響しないだろう。となれば、2頭が馬券に絡む可能性は高く、問題はどちらを上位に取るかだが、ここはグランプリ3連覇を狙うクロノジェネシスを本命に推す。前走のドバイシーマクラシックでは、勝負どころで接触した上、その後も内から外へ押される不利がありながら勝ち馬とクビ差の2着と負けて強しの競馬だった。今回は3か月ぶりとなるがデキに不安はなく、力を出せれば3連覇の可能性は高い。相手本線はレイパパレ。前走の大阪杯が強かった。戦前は3冠馬コントレイルやグランアレグリアが出走するということで、厳しいレースになるとの見方が強かったが、蓋を開けてみれば2着馬に4馬身差の圧勝劇。コントレイルやグランアレグリアが重馬場に苦しんだこともあるが、それにしても本馬の強さが際立つ一戦だった。今回はそれ以来のレースとなるが、追い切りを見る限りしっかりと仕上がっており、複勝圏内は外せない。▲はキセキ。以下、カレンブーケドール、モズベッロ、ユニコーンライオンまで。
◎(7)クロノジェネシス
〇(2)レイパパレ
▲(13)キセキ
△(10)カレンブーケドール
△(11)モズベッロ
△(1)ユニコーンライオン
買い目
【馬単】4点
(7)→(2)(10)(13)
(2)→(7)
【3連複2頭軸流し】4点
(2)(7)-(1)(10)(11)(13)
【3連単フォーメーション】8点
(2)(7)→(2)(7)→(1)(10)(11)(13)
☆阪神12R リボン賞(ダート1800m)
ホッコーハナミチの巻き返しに期待する。昇級初戦となった前走は1番人気に押されたが、スタートから押していったものの行き脚がつかず、中団からの競馬。勝負どころで捲っていき、直線では5番手あたりの外まで進出すると、そこからはじりじりとした脚しか使えず5着まで。それでも捲っていった脚には見どころがあり、クラス慣れが見込め、スタートである程度のポジションが取れれば巻き返す可能は高いだろう。
◎ホッコーハナミチ
〇ヴェラアズール
▲サトノパシュート
△₁ダディーズメジャー
△₂リーガルマインド
買い目
【馬単】5点
◎→〇▲△₁△₂
〇→◎
【3連複1頭軸流し】6点
◎-〇▲△₁△₂
【3連単フォーメーション】12点
◎→〇▲△₁→〇▲△₁△₂
〇→◎→▲△₁△₂
※出走予定競走には、馬の体調等により出走しない場合があります。
<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適性を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン~狙ったレースは逃さない!~」も担当している。