『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』とは、全国各地から集まった101人の青年たちが、トレーニングやミッションを乗り越えてデビューをめざすというもの。彼らが生き残るか否かは、国民プロデューサーと呼ばれる視聴者の投票によって決定。なお、シーズン1では、現在大活躍中のボーイズグループJO1を輩出している。
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これまでさまざまなミッションがあり、順位発表で多くのメンバーが脱落。そこで勝ち上がった21名が、ファイナルに挑んだ。今回デビューが決定したのは、木村柾哉、高塚大夢、田島将吾、藤牧京介、尾崎匠海、西洸人、松田迅、許豊凡、池崎理人、佐野雄大、後藤威尊の11人(順位発表順)。グループ名も『INI(アイエヌアイ)』と名付けられた。
ファイナルの模様はTBS系列で生放送。放送終了後、報道陣向けの囲み取材で、改めてメンバーがお披露目された。こちらでは、高順位につけた5人のコメントを紹介する。
今回1位となり、デビュー曲のセンターを務めることになったのは木村。『101』内で何度か行われた順位発表でも1、2位をキープし続けた絶対的エースで、これからもメンバーを人気と実力で引っ張っていく存在だと期待されている。そんな彼だが、自分の夢に蓋をしていた時期があったものの、シーズン1を観て受験を決意したと告白。「内に秘めていた夢を、こうして実現することができて、本当に嬉しく思います。皆様がいたからこそ、自分がここにいられることを忘れずに、これからも気を引き締めて頑張っていきたいと思います」と語った。
一方、前回の順位発表で17位というデビュー圏外からジャンプアップし、2位でフィニッシュした高塚は「正直、今はまだデビューしたことが信じられないです」と夢心地。「もっともっと成長して立派なアイドルになれるように頑張りたいと思います」と意気込んだ。『101』で木村と常にトップ争いをしていたのは3位の田島。「僕たち一人ひとりが、炎の光になって、どんなに暗い場所でも照らせるような、光や暖かさを自分たちが放っていける存在になっていきたいです」と胸中を表現。デビューを喜んだ。
4位となった藤牧は、ある伝説を残している。『101』の「ポジションバトル」にて、今回脱落してしまったメンバー含む4人でチームを組み、清水翔太の『花束のかわりにメロディーを』をパフォーマンス。その奇跡的な歌声が話題を呼び、YouTubeチャンネルで公開されるやいなやTwitterトレンド入り。6月14日現在で463万回再生を突破するという偉業を成し遂げた一人である。そんな彼だが、オーディション前は夢を諦めていたという。「このオーディションが“最後になるのかな”と思いながらやってきました。プデュ(『101の略称』)を通して、たくさんの人に支えられていると実感しましたし、支えてくださった皆さんへ恩返しをしたいと思っています」とコメント。ポジティブさが魅力の5位の尾崎は「これからも、皆さんの人生の支えになれるようなアーティストをめざして頑張っていきたいと思います」と述べていた。
『INI』は、年内のデビューシングル発売が決定している。