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「禁じ手の複勝流し」 エプソムカップ  藤川京子の今日この頃

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藤川京子

 左回りの東京が得意そうなヤシャマル。何となく親しみのある名前ですが、ここ5戦も東京コースで距離適性も合いそうです。持ち時計は速くはありませんが、どの騎手が騎乗しても好成績ですから、好き嫌いはなく意外に素直なのかもしれません。フルゲートなので安定感も欲しいレースですから、頼りがいがあります。逆に川田騎手のファルコニアは右回りが得意そうですが、左回りの中京2400m神戸新聞杯は惨敗ですが距離もあったし、左回りは1度しか挑戦していないのでまだ分らないと思います。

 それと安定感と言えば、左右関係なく3戦連続で3着に来ているミラアイトーン。前で競馬をするスタイルですが、ペースが速くならなければ、このレースにも出走するシュリには前走追いつく事は出来ませんでしたが、前残りの展開なら残れるかもしれません。

 逆に不安定な所はありますが、昨年ダービーで6着だったガロアクリークに一発があるかもしれません。不安定でも戦って来た相手は強いのですから、最後の踏ん張りどころで力を出す時があります。更に不安定なのがセダブリランテスで、前走は1年3か月振りの出走だったのですが、六甲Sで6着ですがタイム差は0.4なので、叩きの1戦目だと思えば上々だと思いますし、実績だけ見れば上位に入る馬です。

 ところが、他にも見るべき馬が多いのです。サトノフラッグは菊花賞3着で、セントライト記念ではガロアクリークに先着していますし、エアアルマスも前走から芝に戻って来て、前走は10着ですが久しぶりの芝だと思えば悪くないタイムです。

 そして、馬だけではなくもっとも恐れているのは江田照男騎手で、大穴と言えば頭を過ります。騎乗するのはニシノデイジーで、最近は全く元気がなく心配してしまう程ですが、絶対に無理だと言う馬を幾度となく馬券に滑り込ませて来たジョッキーですから、ここ4戦の事を無視出来れば買える馬です。こんなメンバーの時は大網を張りたい所ですが、フルゲートなので全部をカバーするのはお財布から反対意見が出そうなので、悩んだのですが禁じ手の複勝流しを使ってみます。

複勝 4、9、11、8、1、15、13

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