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「お待たせいたしました。今日は一日お手柔らかにお願いします」。グレーヘアに黒を基調としたスーツ姿で登場した近藤。サミー株式会社は20年以上にわたってKONDO Racing Teamのスポンサーを務めており、「先代の社長からお世話になっています。成績が良いと喜んでくれたり、悪いと『来年頑張れよ』と背中を押してくれた。新しいことをするというので、微力ですけどお役に立てればと思って」と登壇の経緯を話した。
今回スタートする「m HOLD'EM(エムホールデム)」は、世界中で親しまれているポーカーゲーム「テキサスホールデム」を、スマートフォンアプリや新規オープンのアミューズメントプレイスポットで展開する。
「ポーカーは大人な感じ。やりごたえもあって、相手をだましたりだまされる心理的なゲームで面白い。eスポーツとして若い人に楽しんでほしい」と近藤。同じく駆け引きが要求されるレースについて、「レースは機械を扱うけど、最終的に強くなるのは人の力。AIで扱い切れない人間の才能を大事にしなければいけない。最後はマンパワーです」とチームディレクターとして極意を明かした。
イベントでは、近藤と永島聖羅(元乃木坂46)、声優の中島由貴が実際にスマホアプリ「m HOLD'EM」で対戦。近藤は「負けないよ」と意気込むも、初手で札を引かない「ホールド」を選択するなど、慣れないポーカーに苦戦。悔しさをにじませつつ、「家に帰ってやります」と勝負師としてリベンジを誓った。「やればやるほどどんどんハマっていく。見えない相手と戦うから面白い」とすっかり魅了されている様子だった。