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1995年よりサンスター文具主催で毎年開催されている同コンテストは、今年、環境に適応して変化していく「進化」だけでなく、文房具・雑貨メーカーとしての「真価」を発揮できるよう、チャレンジしていきたいという思いを込めた「シンカ」をテーマに開催。一般部門・ジュニア部門の2部門を設けて募集を行い、一般部門のグランプリには賞金100万円が贈られた。
審査員は安次富隆氏(プロダクトデザイナー)、有限会社ザリガニワークス(マルチクリエイティブ会社)、木原陽子氏(集英社みらい文庫 編集長)、はじめしゃちょーが務めた。
はじめしゃちょーは審査発表が終わると、「僕は審査員をするのは初めて。場違いじゃないかという心配はあったんですけど、文房具が好きだし、審査をする中で、いろんなアイデアがたくさんあって楽しかった」と嬉しそうにコメント。「普段の動画作りで体験できないようなことがたくさん体験できてよかった」と同コンテスト参加に満足げ。
ジュニア部門での、手を入れると自分の家とつながっていて、教室から忘れ物を取ることができる忘れ物筆箱のアイデアに特に興味津々で、「サンスター文具さん、筆箱に手を入れると家とつながっているという忘れ物筆箱、ぜひ商品化お願いします」と自ら訴える一幕も。子ども的な発想が生かされたこの忘れ物筆箱のアイデアに対しては「どうしてこうなったのっていう。すごいのが来たなって。実用化されたら本当にすごい」と感心しきり。サンスターの小林大地社長も「商品化頑張らないと」と笑顔を見せていた。
(取材・文:名鹿祥史)