純悪は、阿部亮平と山根和馬によって結成されたユニット。強面なビジュアルで派手な柄のスーツを身に纏っているが、動画ではコロナ禍によって経営が厳しくなっている飲食店を紹介して支援したり、受験生に向けたメッセージを投稿するなどし、そのギャップが受けている。
今回、YouTubeに投稿された動画は、障害や疾患などがあり助けが必要だということを周りの人に知らせるマーク「ヘルプマーク」について紹介するもの。純悪は「ヘルプマークって知ってるか?」のタイトルで動画を更新し、ドラマ仕立てでヘルプマークについて説明した。動画の冒頭では、いつも通りの派手なスーツに身を包んだ強面の純悪の2人が、座り込んでいる男性に水を渡した後、「ヘルプマークって知ってるか? 何かあったら『手助けして欲しい』ってマークだ」「裏にはその時にして欲しいことが書いてある」と解説。そして、「ちゃんと覚えとけよ」「みんなで助け合いだ」と視聴者に呼びかけ、ヘルプマークの存在を知ることの大切さを訴えていた。この動画は12日現在までに180万回以上ほど再生されている。
>>人気が落ちたと噂されたユーチューバー、収益公開で驚きの声 「想像を遥かに超えてた」「冗談だと思った」<<
この動画を見た視聴者からは「こういうのっていい人がやるよりも悪い人がやることでより発信力が強まる」「こうやってSNSで説明してくれて、広まりつつあるから助かります。もしもの時、これで私も誰かの役に立てる」「お手本みたいな正しいYouTubeの使い方」といった称賛のほか、「普段通勤バッグに付けてます。某日駅ナカで発作が起きました。声も出せずにじっとしてたら強面のお兄様方に助けていただきました。『その赤いやつ、YouTubeで見たから』と。あなた方でしたか。ありがとうございます」など、実際に動画に助けられたという人からの感謝の声も寄せられていた。
「実は純悪の2人は俳優。阿部さんは『WATER BOYS2』(フジテレビ系)や『今日から俺は!!』(日本テレビ系)への出演歴があり、山根さんは『ROOKIES』(TBS系)や『科捜研の女』(テレビ朝日系)への出演歴があるほか、2008年から約5年間、DA PUMPのメンバーとして活動していたんです。ただ、2人とも俳優としての実績はあるものの、主要な役はもらえず、本人たちもYouTubeの概要欄で『俳優デビューして、間も無く20年ブレイクの兆しが全く見えない悪役ばかりやっている役者』と説明しているほど。しかし、純悪として2019年に開設したTikTokやYouTubeが話題を呼び、少しずつ知名度を上げています」(芸能ライター)
俳優としてドラマ出演する際は、悪役が多いと言う2人。だが、そこで培った演技力がYouTubeで生かされているようだ。
記事内の引用について
純悪のYouTubeチャンネルより
https://www.youtube.com/channel/UCoFF5QoTXa6KrsK03fjbOZQ