社会福祉の第一線で活躍する若手職員らが、社会福祉に対する思いや経験をオンラインにてプレゼンテーションし、表彰する本大会。山之内はプレゼンテーターを務めたほか、トークショーにも出席した。
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芸能界に入る前までは福祉の道に進みたいと思っていたという山之内は、「すごく大きなきっかけがあったわけではないけど、自分の育った地域は小さい子やおじいちゃん、おばあちゃんが多く、互いに面倒を見合う環境があったんです。あんまり考えずに自分も保育士になりたいって気づいたら思っていました」とその経緯を紹介。
山之内自身、幼少期には、幼稚園、保育園のどちらにも通う機会があったと述べ、「どっちも通っていたんですが、友達のように接してくれる先生が好きでした。その頃は引っ込み思案だったんですけど、先生と仲良くなれて、わたしもいつか先生のような存在になれたらいいなと思っていたんです。記憶力はそんなによくない方ですが、その先生のことはよく覚えているんです」としみじみとコメント。子どもが好きだともいい、「わたしもいずれお母さんになりたい」とも話した。
プレゼンに登場した現場で働く人々にも刺激を受けたようで、「みなさん生き生きとプレゼンテーションをしていて素敵だなと思いました。自分がお母さん、おばあちゃんになった時に、こんなにも地域に頼れる場所があるんだってことも知れました。勉強になりました」と嬉しそうな表情。社会福祉の現場で働く人たちへも「一人一人に寄り添って生きていらっしゃる姿が素敵だと思いました。頑張ってください」とエールを送っていた。
(取材・文:名鹿祥史)