緊急指令室(110番)の直轄チーム「ECU」の活躍を描くドラマで、2019年放送の連ドラの続編。凄腕刑事・樋口彰吾役の唐沢と同じく、ボイスプロファイラー・橘ひかり役の真木よう子も続投する。
唐沢にとって、連ドラの続編は今回が初めてとあって、「『Ⅱ』をやるならやはり同じメンバーがいいと思っていました。メンバーそれぞれに今回、新たな展開がありそうなので期待して欲しいです」とコメントしている。
「もともとは韓国の連続ドラマのリメイク作品。なかなか数字が伸びない土曜午後10時の枠だったが、全10話平均で10.9%を獲得したので、続編が放送されるのも納得。制作サイドもキャスト陣もさらなる高視聴率獲得に向けて士気が上がっているのでは」(日テレ関係者)
唐沢は高校を中退後、1980年に「東映アクションクラブ」に入りスーツアクターを務めるなど、下積み生活を経て現所属事務所に移籍した。
「もともと、女優の浅野ゆう子に声をかけられて現事務所に入れたが、今となっては唐沢がほかの事務所のタレントを“スカウト”する立場に。その功績もあって事務所内で重宝されている」(芸能記者)
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1995年12月に7年の交際を経て女優の山口智子と結婚したが、当時は山口の方が格上。
結婚後、山口はしばらく芸能活動をセーブしていたが、その間に唐沢はすっかり売れっ子になってしまったのだが……。
「『白い巨塔』(フジテレビ、03〜04年)、『ルーズヴェルト・ゲーム』(TBS、14年)などそれなりに当たったドラマはあったが、続編になりそうな作品は当たらなかった。本人がオリジナル版の大ファンで気合い十分で挑んだテレビ朝日系『24 JAPAN』はまったく数字が取れずに3月にひっそりと最終回を迎えただけに、続編はなさそうだ」(テレビ誌記者)
新ドラマは唐沢の代表作の1つになりそうだ。