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石原さとみ、初の母親役への挑戦はライバル女優への対抗心?

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石原さとみ

 女優の永野芽郁が、10月29日公開予定の映画「そして、バトンは渡された」(前田哲監督)で主演を務め、血のつながらない父親役を俳優の田中圭、自由奔放に生きる魔性の女性役を女優の石原さとみが演じることを、各メディアが報じた。

 同作は本屋大賞を受賞した瀬尾まいこ氏のベストセラー小説が原作。血のつながらない親の間をリレーされ4回も名字が変わった森宮優子(永野)&料理上手な義理の父親・森宮さん(田中)親子と、一緒に暮らす娘を残し、ある日突然、姿を消す魔性の女・梨花(石原)。全く違うふたつの物語がつながったとき、“命をかけた嘘”と“知ってはいけない秘密”の理由が明らかになるという。

 石原は母親役に初挑戦。「初めての母親役でしたが、私の周りにもお友達の子どもも多いですし、気負わずに演じることができたと思います」とコメントを寄せている。

 「以前ならば、オファーを受けなかったような役柄だが、今後の女優としての売り方を考えた時、必ずプラスになると判断してオファーを受けたのでは」(映画業界関係者)

 ​>>結局ドラマ情報も漏れ…芸能界で“反面教師”となった石原さとみのコロナ感染発表のタイミング<<​​​

 デビュー以来、清純派キャラで、あまり“陰”や“心の闇”を抱えていないような役柄が多かったが、今回演じるのはなんと魔性の女。

 しかし、現在の石原の置かれた状況を考えると、そんな役のオファーを受けたのも納得だという。

 「主演ドラマが不振続きだが、同じような役柄が多いのがその原因と言われている。同年代の女優の長澤まさみは昨年、自堕落な母親役を演じた映画『MOTHER マザー』で新境地を開拓し、『日本アカデミー賞』で最優秀主演女優賞を受賞。石原としては、そんな長澤の活躍を苦々しく思っていたはずで、自身も新境地開拓に乗り出したのでは」(芸能記者)

 石原は14日から日本テレビ系の主演ドラマ「恋はDeepに」がスタート。ドラマを当ててから映画の公開を迎えたいはずだ。

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