同作は本屋大賞を受賞した瀬尾まいこ氏のベストセラー小説が原作。血のつながらない親の間をリレーされ4回も名字が変わった森宮優子(永野)&料理上手な義理の父親・森宮さん(田中)親子と、一緒に暮らす娘を残し、ある日突然、姿を消す魔性の女・梨花(石原)。全く違うふたつの物語がつながったとき、“命をかけた嘘”と“知ってはいけない秘密”の理由が明らかになるという。
石原は母親役に初挑戦。「初めての母親役でしたが、私の周りにもお友達の子どもも多いですし、気負わずに演じることができたと思います」とコメントを寄せている。
「以前ならば、オファーを受けなかったような役柄だが、今後の女優としての売り方を考えた時、必ずプラスになると判断してオファーを受けたのでは」(映画業界関係者)
>>結局ドラマ情報も漏れ…芸能界で“反面教師”となった石原さとみのコロナ感染発表のタイミング<<
デビュー以来、清純派キャラで、あまり“陰”や“心の闇”を抱えていないような役柄が多かったが、今回演じるのはなんと魔性の女。
しかし、現在の石原の置かれた状況を考えると、そんな役のオファーを受けたのも納得だという。
「主演ドラマが不振続きだが、同じような役柄が多いのがその原因と言われている。同年代の女優の長澤まさみは昨年、自堕落な母親役を演じた映画『MOTHER マザー』で新境地を開拓し、『日本アカデミー賞』で最優秀主演女優賞を受賞。石原としては、そんな長澤の活躍を苦々しく思っていたはずで、自身も新境地開拓に乗り出したのでは」(芸能記者)
石原は14日から日本テレビ系の主演ドラマ「恋はDeepに」がスタート。ドラマを当ててから映画の公開を迎えたいはずだ。