橋下氏は「別枠ワクチンはまだ許容できても、病床の優先権は無理だろう。オリンピックやるなら病床優先はないことを前提にすべき。感染対策をしている民間事業の営業も認めるなど民間との公平性が開催の条件」と現状を考えれば大井川知事の判断は仕方ないと見る立場についた。これには、ネット上で「民間との公平性は大切な要素です」「自分もそう思う。オリンピック選手でも、保健所を経由で、国民と平等で。症状が軽い選手は、オリンピック村療養で」といった共感の声がある。その一方で、「なんで別枠ワクチンは許容できるんでしょう」といった声や、「『人が死ぬ状態で五輪やるなんて』と錦織圭が言ってる事に『わかってない』って噛み付いてましたが、何が違うんですかね?」といったツッコミも見られた。
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橋下氏は、前日放送の『ゴゴスマ』(TBS系)で、テニスの錦織圭選手の「五輪は死人が出てまで行われるべきではない」といった発言に対し、錦織選手が現在イタリアにおり、2万人の感染者がいる点に触れ、「感染者が出ないところでオリンピックをやるべきだと言うけど、じゃあ、イタリアはどうなの?」「錦織さん、今、イタリアが2万人規模の感染者数って分かってないんじゃないかと思います」と批判していた。
現状、五輪を強行すれば犠牲者が増えるのではと懸念する声が多い。錦織選手の発言に噛みつきながらも、条件付きの五輪開催を模索する橋下氏のツイートにツッコミが入るのは必然ではあるだろう。
記事内の引用について
橋下徹氏のツイッターより https://twitter.com/hashimoto_lo