発表によると、満22歳に到達したJr.が、2023年3月末日の時点で事務所と活動継続について合意に至らなかった場合は、活動を終了することになるという。
今月、この制度導入を主導した、滝沢秀明副社長は各スポーツ紙の取材に応じ、導入を決めた意図を説明。「スターになれるのは本当に一握り」と前置きし、「会社が親でタレントが子どもだとしたら、親の責任としてちゃんと向き合うべき。ずっとこのままだと僕はある意味、無責任に感じてしまう」と導入の意図を明かしたというのだ。
「いつまでもジャニーズにいれる現行の体制のままだと、努力しなくてもダラダだ居続けるJr.が多い。しかし、『22歳定年制』はある意味明確な“ゴール”で、そこまでのグループでのデビューなど、掲げた目標をめざして努力するJr.が増えることになりそうだ」(テレビ局関係者)
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まだ導入まで2年ほど猶予があるはずだが、すでに“運用”が開始されていたことが明らかに。
4月22日、31歳の室龍太、いずれも20代後半の高田翔、寺西拓人、原嘉孝の4人がジャニーズJr.の公式ページから名前が消えて、個人ページが開設され、それに伴い、ジャニーズJr.の映像コンテンツを配信してきたISLAND TVからもプロフィルが削除されJr.から卒業していた。
「室は長年、関西ジャニーズJr.を引っぱり、高田は子役時代に劇団四季の『ライオンキング』に出演するなど演技力に定評があった。寺西は舞台を中心に出演し、原は昨年、メンバーの不祥事で所属していたユニット・宇宙Sixが解散するという不運が。しかし、主演の伊藤健太郎が道交法違反などで逮捕され降板した舞台『両国花錦闘士』で代役を務めた。4人はこれまで努力と実績を買われ、事務所に残れたので、グループデビューしていないJr.たちの励みになりそうだ」(芸能記者)
今後も、ある程度芸歴のあるJr.たちの身辺に動きがありそうだ。