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『モニタリング』のドッキリに「悪趣味」「笑えない」と批判 本気の努力を馬鹿にした?

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中澤佑二

 15日放送のニンゲン観察バラエティ『モニタリング』(TBS系)の落とし穴ドッキリに、視聴者から苦言が集まっている。

 問題となっているのは、以前放送されていたスポーツ番組『究極の男は誰だ!?最強スポーツ男子頂上決戦』(同)で行われていた競技「ショットガンタッチ」を利用した落とし穴ドッキリ。離れた距離からボタンを押し、落ちてくるボールを拾うという種目になっていたが、今回のドッキリでは走り出した途端、床が開いて落とし穴に落ちるという仕組みになっていた。

 最初に挑戦したのは、サッカー元日本代表の中澤佑二。『スポーツ男子頂上決戦』だと思っているため、腕を組んで真剣な表情をしながら奈落から登場したが、これを見たスタジオ出演者のハリセンボン近藤春菜は「めっちゃ真剣な顔してる!」と指摘。タレントの河北麻友子も「恥ずかしいね」と笑っていた。

 また、「今日で自分の限界を超えます」と決めセリフを発した中澤に、番組ナレーションは「落とし穴とはめちゃくちゃキメる!」と揶揄。その後も、この日に向けたトレーニングについて、「山道を走りました」「現役と同じメニューをやって結構しんどかったですね」と中澤が話すたび、笑い声の効果音が挿入されていた。

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 結果は、もちろん落とし穴に落とされ、事態を把握してから「トレーニングしてたんですけど」「食事制限とかしてたんですけど」と嘆く中澤にスタジオ出演者は大喜び。ドッキリ的には“大成功”となった。

 しかし、このドッキリに視聴者からは「悪趣味」「全然笑えない」「一生懸命な人をバカにしてる」という苦言が続々と寄せられている。

 「今回ターゲットのエサにした『スポーツ男子頂上決戦』は人気も高く、出演者全員が本気で挑む番組。元サッカー選手の中澤もこの日のために本気で調整したようで、その努力を嘲笑うかのようなドッキリに多くのブーイングが寄せられていました。ドッキリとは言え、人を馬鹿にするような企画には不快感を覚える人が多かったようです」(芸能ライター)

 真剣に挑むターゲットの気持ちを踏みにじってるとも言える企画。ドッキリでも許されないラインがあるようだ。

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