以下のランキングを見てみると、100人の豪華キャスト陣の出演で話題になっていた、テレビ東京系のドラマから生まれた映画「バイプレイヤーズ~もしも100人の名脇役が映画を作ったら~」はトップ10圏外に沈んでしまった。
同作は17年から今年まで3作品放送されたドラマシリーズを初めて映画化。亡くなった大杉漣さんはドラマの2作目の最中に天国に旅立ってしまったが、キャストの誰よりも映画化を切望していると言われていた。
各スポーツ紙によると、9日に都内で行われた公開初日舞台あいさつで、田口トモロヲは、「今日が初日ということで感慨深いですね。僕たちおっさん4人のリーダーは大杉漣さんで、漣さんもこの日を喜んでいると思います」とあいさつ。
ドラマ版からの主要キャストだった松重豊、光石研、遠藤憲一は口々に大杉さんをしのんだという。
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「とにかく、キャストがすごい。ドラマ版のキャスト以外に、役所広司、天海祐希、有村架純という主役クラスから、地上波ではなかなかお目にかかれない小沢仁志、本宮泰風というVシネマのスターまで。いくらギャラを払えば気が済むのかというほどのキャスティング。それもあってか、業界内の人気は高かった」(テレビ局関係者)
映画版では富士山のふもとにある、のどかな撮影所「バイプレウッド」で濱田岳や柄本時生ら若手バイプレイヤーたちが、100人の役者が出演する自主映画の撮影を始めたことから、連ドラ、大河、朝ドラ、映画チームなど巻き込んで大騒動を繰り広げるストーリーなのだが…。
「話がごちゃごちゃし過ぎて、同じ画面に登場人物が多すぎてカオス状態。200館以上の公開にもかかわらず、都内の劇場は公開数日後から閑古鳥が鳴いていた。2週目から大幅に上映規模が縮小されそうで、劇場版までやるのは“攻め過ぎ”だったようだ」(芸能記者)
大コケに終わりそうだが、一体、誰がその責任を負うのだろうか。