問題となっているのは、ヴァレンティノが3月に発表したモデルのKōki,を起用した広告。写真や動画の中で、Kōki,が着物の帯らしきものの上に座ったり、ハイヒールで踏みつけているというもの。
この広告について、SNSを中心に「日本文化を冒涜している」という批判が殺到。ヴァレンティノ・ジャパンは批判を受け、3月30日にツイッターを更新し、使用された布は着物の帯ではないとしながらも、多くの人に不快な思いをさせたとして謝罪していた。
そんな中、この日の『バイキング』でもこの話題を取り上げたが、話を振られた松嶋は「私、逆で、使い方をちょっと間違えて大胆にしただけで、意外と日本に対してのリスペクトがあっての日本文化を見せたかったのかなって」と持論を展開。さらに、「そうじゃなかったら日本人モデルなんて使わへんし!」とコメントしていた。
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その後、スタジオでは「帯ではない」としながらも謝罪するというヴァレンティノの対応に疑問の声が上がったが、松嶋は「『帯だったんですね、すみません』がよかったのかな」と指摘。「反対(批判)する人の気持ちも分かるけど……」と苦笑いしていた。
しかし、松嶋のコメントに視聴者からは、「民族衣装の踏みつけのどこがリスペクト?」「靴で踏みつける事のどこにリスペクトがあるんだ」「リスペクトしてます!って言えば何でもしていいんだな?」という疑問の声が多く上がっていた。
多くの人が着物の帯に見える布を踏むことに対し、「リスペクトがない」と感じたからこそ物議を醸したこの問題。松嶋の発言に、多くの視聴者が違和感を持たざるを得なかったようだ。