『週刊新潮』(新潮社)のウェブサイト「デイリー新潮」では、ドスのきいた関西弁で凄む音声が公開され、話題となっている。
これを受け、元衆議院議員でタレントの金子恵美は「子供は言うこと聞かなければ、私も大きな声を出すこともありますし、乱暴な声を使うこともありますけど。自分でお腹痛めて生んだ子供に対して、こんな声を上げさせてしまうというのは私には考えられません」と子供を持つ親として、怒りを滲ませた。さらに、「止むに止まれずとは言え、動画を撮って、それが客観的な証拠になって、逮捕に至るということがあまりにも悲しい、切ない事件」とコメント。長女に寄り添うケアが必要だと説いた。
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元フジテレビの大島由香里アナウンサーも、子供を持つ親の立場から「どんな親であれ、お母さんの味方でいたいとギリギリまで思うはず」と話し、動画を撮影する精神状態まで追い詰めながらも、そこで証拠保全に至った冷静さなどを並べ、「どんな苦しい思いをしていただろう」と長女の気持ちに寄り添った。これには、ネット上で「母親の立場からだと、いろいろと思うところがあるんだろうな」「後味の悪さはある」といった声が聞かれた。
さらに、金子は令和に入ってから、児童相談所が対応した親から子供への虐待に関する件数は20万件近くあるとデータを紹介。「その中で虐待死に至ったものの、原因は実の母親が多い。まだまだ声を上げられないお子さんも多いかもしれない」とコメント。これにも、ネット上では「今回のケースはたまたま発覚した感じだものな」「まだまだ氷山の一角かもしれない」といった声が聞かれた。