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元関脇・嘉風の妻の児童虐待事件に、金子恵美「声を上げられない子も多い」原因は実の母が多いと指摘

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金子恵美

 3月23日放送の『バラいろダンディ』(TOKYO MX)で、長女暴行容疑で逮捕された元関脇・嘉風として活躍した中村親方の妻、大西愛容疑者の話題となった。大西容疑者は、昨年6月に小学6年生の長女に激昂し、虫刺されの薬を目にこすりつけようとした。その様子を長女がスマートフォンの動画で撮影し、嘉風に相談。大西容疑者が嘉風からDVを受けたと警察に通報するもその事実はなく、捜査の過程で、今回の暴行容疑が浮かび上がった。

 『週刊新潮』(新潮社)のウェブサイト「デイリー新潮」では、ドスのきいた関西弁で凄む音声が公開され、話題となっている。

 これを受け、元衆議院議員でタレントの金子恵美は「子供は言うこと聞かなければ、私も大きな声を出すこともありますし、乱暴な声を使うこともありますけど。自分でお腹痛めて生んだ子供に対して、こんな声を上げさせてしまうというのは私には考えられません」と子供を持つ親として、怒りを滲ませた。さらに、「止むに止まれずとは言え、動画を撮って、それが客観的な証拠になって、逮捕に至るということがあまりにも悲しい、切ない事件」とコメント。長女に寄り添うケアが必要だと説いた。

 >>動画配信者の夫、ライブ配信中に2歳の連れ子を虐待? 怪しい音も聞こえ、視聴者が児相へ通報<<

 元フジテレビの大島由香里アナウンサーも、子供を持つ親の立場から「どんな親であれ、お母さんの味方でいたいとギリギリまで思うはず」と話し、動画を撮影する精神状態まで追い詰めながらも、そこで証拠保全に至った冷静さなどを並べ、「どんな苦しい思いをしていただろう」と長女の気持ちに寄り添った。これには、ネット上で「母親の立場からだと、いろいろと思うところがあるんだろうな」「後味の悪さはある」といった声が聞かれた。

 さらに、金子は令和に入ってから、児童相談所が対応した親から子供への虐待に関する件数は20万件近くあるとデータを紹介。「その中で虐待死に至ったものの、原因は実の母親が多い。まだまだ声を上げられないお子さんも多いかもしれない」とコメント。これにも、ネット上では「今回のケースはたまたま発覚した感じだものな」「まだまだ氷山の一角かもしれない」といった声が聞かれた。

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