同作は「東京ラブストーリー」「最高の離婚」「カルテット」など数々のヒットドラマを手がけてきた坂元裕二氏のオリジナル脚本。偶然な出会いから始まった恋の5年間の行方が描かれる。
土日2日間で動員12万8000人、興収1億7600万円をあげ、累計では動員167万人、興収22億円を突破した。
「注目すべきポイントは動員数興収の前週比。公開2週目以降は見事なくらい落ちていく作品が多い中、動員はマイナス4.2%、興収はマイナス6.5%。公開を重ねているにもかかわらず、ここまで落ち幅が低いのは異例のロングヒット」(映画業界関係者)
>>大河主演が着々と近づく菅田将暉、実現までに懸念されることは<<
同作は1月29日に全国350館の大規模公開となったが、公開前の昨年12月までは有村主演のフジテレビ系ドラマ「姉ちゃんの恋人」が放送された。しかし、全9話はいずれも視聴率1ケタに終わってしまい、有村の存在感をアピールできず。
ところが、年が明けて同作が公開されるやヒット作となったのだ。
「幅広い年齢層が自分の青春時代のラブストーリーを思い出して共感。リピーターも多いようだ。さらに、劇中に登場したベーカリーや、同棲生活を送っていたマンションは映画のファンの“聖地”と化している。コロナ禍に心が温まる作品を世に送り出したのも当たった理由の一つでは」(芸能記者)
そして、この映画のヒットは菅田と有村が共演する次回作に影響しそうだというのだ。
「4月に日本テレビ系で菅田が主演し有村と共演するドラマ『コントが始まる』がスタート。制作サイドは映画の勢いに乗っかる気満々で、『映画のロケ地を登場させては』などアイデアが飛び交っているらしい」(テレビ局関係者)
菅田は今年、ほかに3本の主演映画が公開を控えているが、映画賞総なめ確定か?