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ミイラ化した頭蓋骨で見つかった30歳男性「まずい女に引っかかった」と言い残す、その正体は【未解決事件ファイル】

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 2001年5月15日、静岡県静岡市清水区草薙の日本平パークセンターで買い物袋に入れられた男性の頭蓋骨が発見された。警察の調べにより、遺体は静岡県浜松市に住む当時30歳の男性Aさんであることが判明。Aさんは遺体となって発見される1カ月前から行方が分からなくなっていた。失踪直前、Aさんは知人に「まずい女性に引っかかった」と話していたというが、一体何が起きたのか。

 頭蓋骨を発見したのはショッピングセンター「日本平パークセンター」内にあるレストランの女性従業員。センター西側にある変電室の裏に、新聞紙に包まれた不審なビニール袋を見つけたという。複数のビニール袋で中身を縛っていたものの、動物が食いちぎるなどして一部破れていたそうだ。その破れ目からミイラ化した頭蓋骨が発見された。すぐに女性従業員は警察に通報し、地元の警察官が現場に駆け付ける事態となった。
 
 警察の調べにより、頭蓋骨は死後1カ月程度経過していることが判明した。あごあたりから刃物で切られた痕が見つかり、一部が白骨化していたという。買い物袋を包んでいた新聞紙の日付は4月下旬。買い物袋は静岡県西部で営業している百貨店のものであることも判明した。

 ​>>資産家夫婦の頭部切り落とし持ち去る、腹には凶器を刺したまま 殺人鬼の本当の狙いは【未解決事件ファイル】<<​​​

 Aさんは事件の半年前、2000年11月頃に実家を出て浜松市内で1人暮らしをしていた。母親とは度々連絡をとっていたといい、遺体発見の1カ月前には「ひかりちゃんと名古屋に住む」と電話で伝えていたという。Aさんには失踪直前まで交際していた女性がいたが、事件後に警察が調べたところ、女性も行方が分からなくなっていた。

 また、Aさんの中学時代からの友人は、事件直前にAさんから「まずい女性に引っかかったと聞いた」と警察に証言している。この女性は一体誰を指しているのかは未だ分かっていない。事件直前、Aさんと見知らぬ和服の女性が歩いていたという知人の目撃証言もあったが、この人物が「まずい女性」だったのだろうか。

 頭蓋骨が発見された現場は、センターの従業員の出入りはあったが、一般の人が立ち入ることはなかったという。遺体を山中に遺棄するとしても、なぜ人の目に触れやすい日本平パークセンターを犯人は選んだのか。首を切り落とすという残忍な犯行は、事件前Aさんが語っていた「まずい女性」が関係しているのだろうか。2021年2月現在、犯人はおろか、Aさんの頭部以外の遺体も見つかっていない。

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