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巨人・岡本「下手くそ」自身の守備を酷評? 紅白戦を欠場してまで守備練習に打ち込むワケは

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岡本和真

 9日放送の『ニュースウオッチ9』(NHK総合)に、巨人のプロ7年目・24歳の岡本和真がVTRで出演。番組内での発言がネット上のプロ野球ファンの間で話題となっている。

 今回番組では、宮崎で一軍キャンプを過ごす岡本が今季への思いや現在の取り組みなどについて語るVTR映像を放送。岡本は日本シリーズでソフトバンクに2年連続4連敗を喫した悔しさを胸に、キャンプでは攻守両面のレベルアップを図っていることを語った。

 話題となっているのは、守備の取り組みについての発言。今キャンプで岡本は紅白戦への出場を辞退してまで守備練習に取り組んでいるというが、その狙いについて「守備をすることによって自然と下半身が強くなったり(する部分)もある」、「(守備で)いいプレーをしたら気分的にも『よっしゃ!バッティングで打ったろう!』って思いますし、守備をたくさんやれば絶対バッティングにもいい影響が出てくる(と考えています)」とコメント。

 その一方で、「まだまだへたくそなので、必死に食らいついてやってます」と、自身の守備能力はまだ納得するレベルまでは到底達していないという旨を口にしていた。

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 今回の放送を受け、ネット上には「数値的には下手くそどころかリーグトップクラスだぞ」、「去年の時点でハイレベルな守備だったのにまだ納得していないのは意外」、「謙虚なのか、それとも自己肯定感が低すぎるのか」といった驚きの声が多数寄せられている。

 「自身の守備を『へたくそ』と表現している岡本ですが、昨季の守備指標を見るとUZR(同じ守備位置を守る平均的な選手に比べどれだけ失点を防いだかを表す指標)は『14.5』で三塁手としては両リーグトップ。また、RngR(守備範囲の広さを表す指標)も『11.1』でこちらも三塁手の中では両リーグトップの数字を残しています。それでも全然満足していないという姿勢に驚いたファンも少なくないようです。岡本は今年1月に『ゴールデングラブ賞が一番の目標』と語ったと伝えられていますが、もしかすると今の時期を目標実現に向けた勝負の時期と考えているのかもしれません」(野球ライター)

 昨年は三塁手部門でベストナインに選出されたものの、ゴールデングラブは逃している岡本。ゴールデングラブに選ばれるだけの守備能力を培えるかも、チームのリーグ3連覇を左右するカギになるかもしれない。

文 / 柴田雅人

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