とは言え、ポジティブならすべて良いかというと、そうでもありません。ポジティブ過ぎる男性は、時に女性から煙たがられ、ウザイと思われてしまうのです。それはなぜなのでしょうか。2つのポイントからその理由を見てみましょう。
いつでもポジティブで、なんとかなるさと笑っている男性は、深く考えていないように見えてしまいます。仕事において、ミスをしても「仕方がない。同じ失敗をしなければ良いんだ」と落ち込んだ姿を見せない人は、時に「もっと周りの迷惑を考えてよね」と思われてしまうことも。もちろん、ずっと落ち込まれても面倒なのですが、ある程度は反省の色を見せることも大切です。
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こんな風に、ポジティブ過ぎると「頭の中はお花畑か」と疑われてしまうのです。これでは男性としての魅力は下がります。
また、ポジティブ過ぎる男性は女性の悩みに共感できない可能性も高いです。女性は悩んでいる時には、一緒になって悩み「辛いね」「大変だね」と言ってくれる男性を求めています。ですが、人は自分の価値観を人にも当てはめて考えがち。ポジティブ過ぎる男性が自分だったらどうするかという視点で女性の悩みを聞いた時、「そんなこと忘れちゃえ」などとできるはずのないことを言ってしまうのは容易に想像できます。
悩んでいる時に自分の気持ちを度外視して、とにかく前に進めと伝えてくる男性ほどウザイものはありません。
ポジティブなことは基本的には良いことです。ですが、何事も“過ぎたるは猶及ばざるが如し”。時には、自分のポジティブさよりも相手のネガティブさを尊重する姿勢も恋愛では必要なのです。
文/恋愛ライター・大山奏