記事によると、嵐は午後9時42分頃に登場。同43分には世帯視聴率が44%を超え、1分ごとに徐々に数字は上昇。47.2%となった午後9時52分は3曲目の「Happiness」と、総合司会の内村光良の嵐への呼びかけ部分だったという。
ちなみに、歌手別の2位は嵐の直後のLiSAで46.6%、3位は大トリのMISIAで44.5%、4位はGreeenで43.6%。5位はOfficial髭男dismの43.5%。
嵐らが登場した後半の平均世帯視聴率は40.3%。2部制になった1989年以降で歴代最低だった前回の37.3%から3.0ポイント上昇。18年以来2年ぶりに40%台の大台に回復。前半は34.2%で、前回の34.7%から0.5ポイント減となった。
「活動休止前の第1章が完結した嵐。かなりの高視聴率が期待されていたようだが、午後8時から無観客ライブを生配信で行っていたこともあり、そこまで数字が伸びなかった。もし、ライブがなくて紅白1本に絞っていたら50%超えがあったかもしれない」(音楽業界関係者)
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そこで、気になるのが、これまでの“ラスト紅白”を迎えた歌手たちの視聴率だ。
「13年の紅白で“勇退”した北島三郎は50.7%。翌年9月での引退を発表していた17年の安室奈美恵さんは48.8%で、嵐は2人には及ばず。しかし、嵐の19年までの紅白での最高視聴率は13年の47.0%だったので、自己最高を更新しての活動休止となった」(芸能記者)
今後、嵐がグループとして活動再開後の初紅白の舞台に立てれば、自己最高の更新が期待できそうだ。