この日も冒頭から新型コロナウイルス関連について報道していた本番組。26日には感染者は東京都で新たに949人の感染が確認され、1日あたりの感染者数が初めて900人を超えた。一方、忘年会や帰省などでいまだ減らない人出も問題視されている。
そんな中、この日出演していた高田は、例年冬の時期に増加するインフルエンザを引き合いに出しつつ、「さらに1月、2月、3月にかけて増えていくって可能性も十分にある」と指摘。その上で、「僕が一番思うのは、コロナが出始めた頃から、高齢者、基礎疾患がある人が重篤化する、命の危険性があるって言われ続けて、若者には刷り込まれちゃってるんですよ、1年かけて」と若者に意識の緩みがあると持論を呈した。
さらに、高田は「この前、札幌と大阪、止めたじゃないですか、一時『Go To』を」と11月24日に発表されていた、札幌市・大阪市を目的地とする旅行の『Go Toトラベル』利用一時停止について触れ、「あの時も本当だったら若者を止めてれば、若者へのメッセージになったと思うんだけど、やっぱり止めたのは、65歳以上の基礎疾患を持ってる人だけだった」と発言した。
しかし、これに対し、進行の伊藤利尋アナウンサーが「東京。東京はその対応でしたね」と65歳以上の高齢者と基礎疾患のある人の『Go Toトラベル』利用自粛は、東京を発着する旅行だと訂正。しかし、高田は「……札幌ね」と言い、再度修正されると、「当初から?」と確認する場面も。当初からの対応だと聞くと、「あ、そうですか」と呟き、「それが若者に対してしっかりと明確な強いメッセージとして伝わってなかった」と話していた。
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しかし、この発言に視聴者からは「結論ありきの理論にしかならない」「根拠を誤認してたらただの感情論になる」「曖昧な認識で批判してるの?」といった声が噴出。また、訂正されてもさして反応しなかった点についても、ネットからは「事実誤認のままペラペラしゃべってたのをあっそうで済ますのか…」「間違えて認識してたんだから『失礼しました』くらい言おうよ」といった声が集まっていた。
政権批判の発言が多い高田。それだけに“結論ありきの批判”という印象を与えてしまったようだ。