松尾はタレント業のほか、コラムや脚本執筆なども行っている。コントなどで笑いを作る立場の人間から見ても、現実の政治が、もはや笑いを通り越していると言いたいのだろう。
松尾の書き込みに、ネット上では「コロナが止まらない一番の理由は都政ですね」「戦時中の慰問袋かと思いました」といった共感の声が並んだ。
さらに、「過去の大震災、災害でも現地の人が欲しいのは『千羽鶴』より現場で使える物だと何度も問題提起されて来たのに学習能力無いのかな?」「年賀状読む時間が有れば 医療従事者は【休憩】し、患者を診たいだろうな…」といった具体的な未来を予測する声も並ぶ。こうした呼びかけで思い出されるのが、松井一郎大阪市長が、防護服不足のため代用できる雨合羽の寄付を呼びかけたところ、全国から大量に集まり、倉庫が雨合羽で溢れてしまったケースがある。
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同日のツイッターで松尾は、小池都知事が1期目の立候補時の政策が何一つ実現できていないことを指摘するネットユーザーの書き込みに対し、「2期目の選挙では、これらは無かったことのように。満員電車の件から目を逸らすように『夜の街関連』ばかりを槍玉に」とも皮肉っている。これにも「全部ハズレくじ」といった声が並んだ。
都政と小池都知事を、風刺の視点を含めて見続ける松尾のツイートは今後も注目を集めそうだ。
記事内の引用について
松尾貴史のツイッターより https://twitter.com/Kitsch_Matsuo