指原というと、2007年10月よりAKB48の第5期メンバーとして活躍。12年に姉妹グループ・HKT48に所属し、同年5月にシングル『それでも好きだよ』でソロデビューを果たす。13年からはHKT48劇場支配人も兼務し、同年6月の「AKB48選抜総選挙」では見事1位を獲得。そして、15年からは同選挙で3連覇の偉業を成し遂げ、不動のセンターをものにした。19年4月、惜しまれつつも同グループを卒業、その後の活躍はご存じの通りである。
同グループ時代の指原は、後輩との壁を取り払う「指原リノベーション」をもたらして改革を行うなど、常にグループの中心的存在として慕われてきた。だが、先輩との上下関係は根深いものだとされる。初期メンバーでタレント・篠田麻里子との不仲説は知られるところだ。
グループの最年長者だった篠田は、在籍当時から“マリコ様”と呼ばれ、一目置かれる存在だった。その篠田が、2015年7月に放送された『今夜くらべてみました』(日本テレビ系)に出演した際に指原のグループ内での立ち位置などについて言及した。
番組では、女性芸能人のポジションを出演者の面々が検討するというコーナーを展開。すると、番組MCのフットボールアワー・後藤輝基が指原について“いじりやすい”としたのだが、篠田は「さっしーはいじりにくい」と応えた。
篠田はその理由として、「やっぱり(総選挙での)1位というのもあるし、私は5位なので、“1位様”はイジれない」とし、人気の序列の問題であるとした。また、当時の指原は「支配人みたいな感覚。(グループ内の)ポジションが秋元康さんか指原さん」と述べ、「正直悔しかったです」と総選挙で味わった敗北感をあらわにした。
この発言に、ネットでは「指原潰しか!?」「サゲに必死で露骨すぎる」などと話題になり、両者の不仲説が浮上したのだ。
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そして2019年2月、篠田は一般男性との結婚を発表。だが、同グループの元祖「神7」として黄金時代を築いた仲でありながらも指原への直接的な結婚の報告がなかったとされ、両者の不仲説に拍車をかけた。
同月放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)に出演した指原に、東野が「(篠田から結婚の)連絡はあったんですか?」と質問。ところが、指原は「あーっ、連絡は『もちろん』といったらアレですけど、してなくて」とまさかの回答。スタジオを唖然とさせた。
コメンテーターでダウンタウン・松本人志が「『もちろん』で(不仲が)さらに強まったよね!仲良くないのが!」と一言。あわてふためいた指原は、不仲を否定し「(篠田は)先輩で、私は後輩なので。後輩が結婚する時は(先輩に)連絡します」とフォロー。だが、両者の確執が浮き彫りとなり、またたく間にネットユーザーが反応した。
篠田の結婚に関して噂では聞いていたという指原は、結婚していく先輩たちを「幸せのひとつですからね、結婚は」と冷静に祝福した。その後、両者の共演は確認できていない。
同じ釜の飯を食った戦友同士、再び共演できる日を期待したい。