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一流の2人がタッグを組む。「女性を一流にするためのブランドを作らないか?」というGACKTの呼びかけに、ROLANDが応えて発足したのがG&R。「出会ったのはずいぶん前ですけど、何か2人で面白いことができないかと話していた。元気のない世の中にエネルギーを届けられるんじゃないか」とGACKT。ローランドは「起業して日の浅い新米経営者にお声がけいただいた。人生の先輩から謙虚に学びたい」と語った。
GACKTによると一流の定義は「年齢を問わず、出会った相手が『この人に出会えて本当に良かった』と思わせてくれる人」。「終始笑顔にさせてくれて、初めて会ったその日に別れるのがもどかしいと思わせてくれた」とROLANDの人柄を称えると、ROLANDはGACKTについて「極めることができるのが一流。食や仕事に妥協しない姿勢や自分の見せ方、喜んでもらうものを提供する真摯な姿勢を尊敬しています」と、一流の仕事ぶりに感服していた。
新ブランド第1弾のディレクターに指名されたのは、伝説のキャバクラ嬢・門りょう。登壇した門は「一流の2人にオファーをいただいて身の引き締まる思い」と緊張の面持ちで話した。今回、用意されたのはドレスとランジェリーの2ラインで、門は「内面からかわいくしてテンションを上げていく感じです。低価格で良いものということで悩みましたが、うまく形にできました。たくさんの人に手に取っていただけたら」とPRした。
女性たちからのお悩み相談では「自分に自信を持って仕事を進めるにはどうすればよいか?」という質問に、GACKTは「ちょっとした笑顔や言葉を添えてみたら? その積み重ねが相手に届いて、笑顔として返ってくると自分に自信が持てる」とアドバイス。「他人と比べてしまう」という悩みには、後輩から同様の相談を受けるというローランドが「先頭に立てば視界には何も入らない。そのために何ができるかアプローチして」、門は「比べる相手がいるのは良いこと。それが活力になれば比べることは悪いことではない」と助言した。
相思相愛のGACKTとROLANDだが、公式の場での共演は初めて。メディアの取材に、ROLANDは「(自身が運営するホストクラブの)閉店のニュースがあった時、真っ先に連絡をくれた。メディアでは厳しい人という印象があるが、温かみや人情があって、僕にとって兄であり父」とGACKTへの思いを明かした。GACKTは「自分のことを一流と思ったことは一度もない。至らないところや、もっとやれたんじゃないかという思いが常にある。小さなことを繰り返しながら、つらい思いをして頑張った先に見える景色がある」と、最後はGACKTらしく締めくくった。