スペシャルエピソードは、三雲華(深田恭子)たち家族に再び平穏な日々が訪れていた。そんな中、華たちが住むマンションに円城寺輝(大貫勇輔)が現れる。円城寺は華に1日だけフィアンセの振りをして欲しいと頼む。円城寺は突然帰国した父の豪(市村正親)に、許嫁であった華とまだ結婚していないことを叱られたのだといい――というストーリーが描かれた。
今話では、ミュージカル界の重鎮である市村正親と、大貫勇輔の豪華な共演に大きな反響が集まった。
「華と輝の結婚を後押しすべくやって来た市村演じる豪でしたが、輝は父の前で始終委縮しっぱなし。終盤では、華との結婚を懸けて三雲家と円城寺家でダイヤモンドリングを盗み合う泥棒合戦が行われましたが、輝が華を想ってわざと勝負に負けると、豪は『華さんを奪い取りたくはなかったのか?』と叱責。しかし、息子のまっすぐな気持ちに触れ、かつて自身も尊(渡部篤郎)と女性を奪い合ったことを明かしていました。スペシャルエピソードのみの出演にも関わらず、すぐに作品に馴染み、圧倒的な存在感を見せていた市村ですが、だからこそミュージカルシーンはまさに圧巻。歌のすばらしさを歌で表現する2人のミュージカルに視聴者からは、『震えるくらいカッコいい!』『ここは帝国劇場ですか?』『円城寺親子のミュージカルが最高過ぎた』という絶賛の声が集まっていました」(ドラマライター)
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また、スペシャルエピソードそのものにも称賛が集まっているという。
「最終回後に『特別編』と称してもう1話放送するのは、このところ多くのドラマで見られています。しかし、蓋を開けてみるとほぼ『総集編』の作りになっているというケースは多く、その度にドラマファンから疑問の声が集まっていました。しかし、『ルパンの娘』はほぼ全編が本筋の番外編となっており、回想はシーズン1の華と輝のやりとりのみ。視聴者からは『本当にファン想いの作品』『みんな大好きな円城寺さん深掘り最高だった』という声が聞かれていました」(同)
映画に繋がる伏線もあったこのスペシャルエピソード。ファンからは大好評だったようだ。