>>コロナ禍でも衰え知らず? 張本勲氏の上半期炎上発言3選<<
上半期は新型コロナウイルスの感染拡大に警鐘を鳴らす発言が多かった張本氏だが、下半期は例年通り発言が批判を浴びることもあった。
(1)池江璃花子選手の競技復帰に苦言
8月29日、競泳の池江璃花子選手が白血病を克服し、東京都特別水泳大会に出場した様子を見た張本氏は「みんなが喜んでますよ」と称賛するが、「だけど私はスポーツマンだからね、なんで無理をするのかなと思ってますよ」と苦言を呈す。
続けて、「全盛の時の身体つきを見たら、まだまだ身体は戻ってないですよ。本人が出たいんでしょうけどもね、もう少し治して元気になって出てもらいたいよ」と話す。そして、「自己管理をしっかりして、元の元気な身体で戻ってもらいたい」「それから出ても遅くはない」「目標は2024年のオリンピックだから、それまではずいぶん時間があるからね、しっかり治してもらいたい。体力をつけてもらいたい」とエールを送った。
張本氏は池江選手が病に倒れた際、涙ながらに惜しむコメントをしており、この発言も彼女の身体を思ってのものだと思われるが、一部視聴者からは「本人の決めたことを尊重するべきだ」「外野がどうこういう問題ではない」と批判が上がることになった。
(2)日本人MLB野手をバッサリ
2020年シーズン、シンシナティ・レッズに移籍した秋山翔吾選手や、タンパベイ・レイズの筒香嘉智選手、そしてロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手など、日本で実績を残した打者が軒並み低打率に喘いだ。
この事実について、張本氏は「アメリカ野球も随分レベルが落ちましたね。これだけ日本の選手を頼りにしてるような状態では。もちろんアメリカの選手もだいぶ出てない人もいますけどね」とメジャーリーグをバッサリ切り捨てる。
そして、日本人野手について、「日本の選手はこんな2割前後の体たらく。 たとえば筒香は、昔の悪いバッティングに戻りましたね。良い時のバッティングじゃない。大谷は右肘が悪いからね、今のままじゃ使ってくれないか分からない。もっと頑張ってもらいたいけどね」
と、成績の上がらない状況に苦言を呈した。この発言については、「叱咤激励」「期待しているからこその発言」「実際打てていないのだから言われても仕方ない」という声もあったが、「そこまで言わなくてもいいのでは」「完全に言い過ぎ」と批判もあった。
(3)大相撲11月場所はつまらない
横綱白鵬、鶴竜、大関朝乃山、正代が相次いで休場した大相撲11月場所。張本氏は千秋楽前の放送で、「何十年ぶりかな、こんなつまらない場所は。相撲好きで、照ノ富士の何番しか見なかったからね。見たい力士が4人も5人も休場しているからね、ガッカリした」とコメントした。
この発言に、「上位陣以外にも見どころはある」「上位がいないからつまらないというのは賛同できない」と批判が出ることになった。
番組の注目度が上がり、毎週日曜朝にその発言が話題になる張本氏。批判もあるが、多くの人が注目していることは間違いない。