元を担当した谷口悦司スカウトは「走、攻、守すべてのレベルが高く、走る姿を見ただけで身体能力の高さを感じさせる。ユニフォーム姿、立ち居振る舞いからもスター性を感じる。ここぞという場面でも力が発揮できるメンタルの強さも魅力の好素材」とスター性も感じたようだ。
仮契約を終えた元は「仮契約を終えて、改めてプロ野球選手になったという実感が強くなりました。これからもっと練習をして、しっかりと準備をしていきたいと思っています。自分のアピールポイントは気持ちを全面に出したプレーと打球の飛距離です。プロではとにかく活躍することが目標です。チームの勝利に一試合でも多く貢献して、将来的には吉田正尚選手のような日本を代表する選手になれるように頑張ります!」とプロでの飛躍を誓った。背番号は退団したアルバースがつけていた「27」で、野手の背番号に。
また、来田を担当した乾絵美スカウトは「野球に対する情熱、熱い気持ちを持ち、負けず嫌いで、とことんやり抜く強さも兼ね備える。将来的には、チームを代表する選手だけでなく、トリプルスリーも狙える逸材」と近未来の戦力として評価。小学6年生時には、オリックス・バファローズJr.で活躍したという縁がある選手だ。
仮契約を終えた来田は「仮契約を終えて、実感が湧いてきましたし、また一段と気持ちを上げて練習に臨んでいかなければいけないなと思いました。オリックスは若い選手か多くて、これからもっと強くなっていくと思うので、その中で自分も高い目標を持ってやっていきたいです。将来的には吉田正尚選手のような球界を代表する選手になりたいと思っています!トリプルスリーをめざして頑張ります!」とトリプルスリーの達成を目標に掲げた。背番号は引退した小島脩平がつけていた「38」となった。
オリックスは、1位指名の山下舜平大投手も含めた上位3選手の前評判がかなり高いだけに、近未来の猛牛軍団を担う選手になることを期待したい。
(どら増田 / 写真は球団提供)