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『危険なビーナス』、主人公がクズ過ぎる?「命に関わることなのに…」適当ぶりに批判集まる

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妻夫木聡

 日曜劇場『危険なビーナス』(TBS系)の第8話が29日に放送され、平均視聴率が10.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)だったことが各社で報じられている。第7話の10.9%と同率となった。

 ​>>『危険なビーナス』、拘束されている人物が「ぷくぷくしててかわいい」? 楓への疑惑は深まる<<​​​

 第8話は、伯朗(妻夫木聡)は、牧雄(池内万作)から、脳の研究をしていた康治(栗原英雄)の研究記録を見つけて欲しいと言われる。牧雄が探していた30億の遺産よりも「価値があるもの」とは、康治の研究記録だという。一方、勇磨(ディーン・フジオカ)もその研究記録の価値に気づき、母・佐代(麻生祐未)に内緒で単独行動をしていた。そんな勇磨の様子に気づいた佐代は、ある日伯朗に「勇磨と楓さん(吉高由里子)はつながっている」と忠告し――というストーリーが描かれた。

 第8話では、伯朗のクズっぷりが描かれ、物議を醸している。

 「これまでも“妄想パート”の中で楓や元美(中村アン)とイチャつき、だらしのない姿を幾度となく見せてきた伯朗。しかし、今話では楓が探し出した、脳の研究に関わっていた患者の身内と会うために急遽、動物病院を休むという徹底的なダメっぷりが描かれました。また、その前日に実家・小泉の家で研究データを探していたためか、寝不足で診療中に居眠りし、元美に叱られる場面も。『仕事には絶対に支障を来さないようにするから』などと宣言していましたが、視聴者からは、『命に関わることなのに仕事適当ってどうなの?』『ペット飼ってるからこれは許せない』『居眠りしたり仕事中に私用電話しまくってる時点で支障きたしてる』という苦言が集まっていました」(ドラマライター)

 また、その後の展開にも大バッシングが集まった。

 「終盤では、楓の何気ないセリフから、楓が嘘を言っていることに気づいた伯朗。さらに、楓と勇磨がつながっている場面も目の当たりにし、傷ついたまま動物病院に戻ってきましたが、残っていた元美から『飼っているプードルが自転車とぶつかってぐったりしてるから診てほしいというおばあさんが来ました。でも医師が不在だと事情を話してお引き取りいただきました。おばあさんの落胆した姿が頭から離れません』『何もできなくて悔しかったです』と言われるシーンがありました。しかし、これを言われた伯朗はなぜか元美をハグし、『僕はダメな男だ』とポツリ。謝るでもなく自分に酔いきった様子に、視聴者からは『本当にダメな男だな』『楓がダメだったから元美に行くって感じもして最低』『偽物の妹とはいえ恋してイライラして、仕事放棄して、弱ったら急に抱きついて最悪すぎる』という大バッシングが寄せられています」(同)

 ここに来て、ダメ男っぷりがさらに強調された伯朗。果たして、視聴者の信頼を取り戻せるのだろうか――。

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