第6話は、伯朗(妻夫木聡)は、母・禎子(斉藤由貴)が矢神家の人間に殺されたと聞きショックを受ける。楓(吉高由里子)からも、明人(染谷将太)が母の死の真相を暴こうとしていたことを聞き、兄である自分になぜ相談してくれなかったのかとやり切れない。そのまま兼岩家へ向かった伯朗は、叔母の順子(坂井真紀)から、今は更地となった実家・小泉の土地がどうなっているのか、確かめに行った方がいいと助言され――というストーリーが描かれた。
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少しずつ謎の全貌が見え始めた本作だが、今話では、視聴者から楓への不信感が高まるシーンがあったという。
「今話の後半では、伯朗が楓とともに、更地になったはずの小泉家へ。しかし、到着すると自宅は取り壊されておらず、そのままの状態だったことが明らかになりました。もちろん鍵は掛かっていましたが、そこで楓が取り出したのは、自宅にあった小泉家の写真が入った写真立て。実はその中に鍵が入っており、楓は『実際にこの場所に立ってどんな家だったのか想像したいと思ったんです』と言いながら、難なく玄関の鍵を開け、さらにすぐにブレーカーを発見し、電気を点けさせると、迷うことなく家の中に入っていきました。その後も、転がっていたアルバムを発見し、2人で伯朗と明人の兄弟の写真を見ているうち、伯朗は幼少期に隠したおもちゃの存在を思い出し、そこに現在の明人から伯朗に宛て、『僕にもしものことがあった時は頼んだよ』と記された手紙が発見されるという展開でしたが、見方を変えると、ないはずの家の鍵を用意し、初めての家のブレーカーをすぐに見つけ、写真を見せて思い出をよみがえらせ、手紙に誘導したのはすべて楓。視聴者からは『さすがに怪しすぎる』『全部楓の手のひらの中って感じ』という声が聞かれていました」(ドラマライター)
そんな中、視聴者からツッコミが集まるシーンもあったという。
「終盤では、現在の明人が初めて登場。拘束され、タブレットとカメラ越しに犯人と思われる人物とやりとりする様子が映されていましたが、明人の顔はふっくらとしており、とても何日間も拘束されていた人間とは思えないほど健康的でした。登場には『やっと出た!』『ちゃんと生きててよかった』という声が寄せられていましたが、一方では『ぷくぷくしてて可愛い』『本当に拘束されていたとは思えないレベル』といった声が。予想外の角度からのツッコミが集まっていました」(同)
果たして、楓の怪しさは伏線となるのか、ミスリードとなるのか。今後の展開も楽しみにしたい。