☆京都8R 3歳以上2勝クラス(芝2000m)
連勝濃厚シルヴェリオ。デビュー前から注目されてきた本馬だが、出世が遅れまだ2勝のみ。それでも前走はひと夏を越して成長が見られた内容だった。直線で狭いところを割って出て来ると、メンバー最速タイの上がりを使って優勝。ゴール後も余裕があり、着差以上に力差を感じる勝利だった。今回は昇級初戦となるが、もっと上のクラスでも通用する素質があるだけに、ここは一発回答に期待したい。
◎シルヴェリオ
〇イルマタル
▲パトリック
△₁アグネスリバティ
△₂メイケイハリアー
買い目
【馬単】2点
◎→〇▲
【3連複2頭軸流し】3点
◎〇-▲△₁△₂
【3連単フォーメーション】6点
◎→〇▲→〇▲△₁△₂
☆東京11R 天皇賞(秋)(GI)(芝2000m)
デアリングタクトによる史上初の無敗の牝馬3冠、コントレイルによる史上初の父子での無敗かつ3冠と、今年は歴史的快挙が達成されている。古馬でも歴史的偉業がかかっている牝馬がいる。言わずもがなアーモンドアイによる史上初の芝GI8勝である。前走の安田記念(GI)では、スタートで出遅れてしまい後方からの競馬となり、直線ではメンバー中3位の上がりを使って追い込んだものの、勝ち馬グレンアレグリアには届かず2着。連戦だったことが影響したのか、前々走のヴィクトリアマイル
(GI)に比べ、デキがもう一つに見えた。ただ、それで2着に来るのだからやはり力はかなりのもので衰えも感じさせない。さらに、グランアレグリアがスプリンターズS(GI)で衝撃的な勝ち方をしたことで、今思えば安田記念でのグランアレグリアも相当に強かったのだから仕方ない。正直、今回も馬体を見る限り、絶好のデキとは思えないが、それでも絶対能力で勝ち負けになるだろう。ここは偉業達成に期待して◎。相手本線はダノンキングリー。前走の安田記念は7着に敗れたが、蹄が薄く、道悪が得意とは言えない造りのため、ノメって力を出し切れなかったことが敗因だろう。昨年の毎日王冠
(GII)では、インディチャンプやアエロリット、ペルシアンナイトにモズアスコットなど、錚々たるメンバーを相手に3歳馬にして勝利しているように、力はかなりのものを持っている。今回はデキも非常に良く見え、アーモンドアイを負かすとすれば本馬か。▲はダノンプレミアム。以下、キセキ、クロノジェネシス、スカーレットカラーまで。
◎(9)アーモンドアイ
〇(4)ダノンキングリー
▲(11)ダノンプレミアム
△(8)キセキ
△(7)クロノジェネシス
△(10)スカーレットカラー
買い目
【馬単】4点
(9)→(4)(8)(11)
(4)→(9)
【3連複2頭軸流し】4点
(4)(9)-(7)(8)(10)(11)
【3連単フォーメーション】12点
(9)→(4)(11)→(4)(7)(8)(10)(11)
(4)→(9)→(7)(8)(10)(11)
※出走予定競走には、馬の体調等により出走しない場合があります。
<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適性を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン~狙ったレースは逃さない!~」も担当している。