もともと芸人で活動していたものの、ユーチューバーに転身後、異様なテンションと独特のキャラクターで、バラエティ界で大人気に。事務所に所属していないこともあってか、忖度のない発言と予想外の言動が注目を集め、今ではバラエティ番組で引っ張りだこの存在となっている。
フワちゃんの最大の特徴はタメ口。大御所芸能人に対しても「さん」をつけず、目の前で呼び捨てにし、芸人からツッコまれることもしばしば。これまでにも、バラエティ番組には多くのタメ口タレントがいたが、フワちゃんはその中でも一際抜きん出ているという。
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「ローラや水沢アリー、ダレノガレ明美などタメ口が話題になったタレントは多くいますが、今ではローラや水沢は芸能界の第一線から退き、ダレノガレも敬語を使うこともしばしば。滝沢カレン、王林などのおバカタレントもいますが、いずれも敬語を使いつつ、不思議な日本語使いでブレイクしています。そもそも、タメ口タレントは嫌われやすく、10月16日にもアンタッチャブルの柴田英嗣が『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)の中で、フワちゃんのタメ口に対し、『俺がリスペクトしてる人にタメ口を使われてるのが、俺、めちゃくちゃ腹立つ』と苦言。話題にはなりやすいものの、他の芸能人から嫌われるという諸刃の剣でもあるため、タメ口は今ではなかなか他のタレントは使いにくく、フワちゃんの一強状態となっているようです」(芸能ライター)
とは言え、フワちゃんは10月から朝の情報番組『グッとラック!』(TBS系)で曜日コメンテーターに起用され、世間を驚かせた。情報番組でタメ口タレントのレギュラー起用は極めて異様だが――。
「実はフワちゃん、突拍子もない発言を繰り返してはいるものの、非常識な発言はなく、逆に8月28日放送の『ダウンタウンなう』で、『恋とかするの?』と不躾な質問をしてきた坂上忍に、『あんた、この関係性で教えてあげるわけないじゃん』と至極まっとうな返しをし、称賛を集めたこともありました。そういった常識的な面は、起用後の『グッとラック!』でも見られており、10月9日放送回で、19年の池袋暴走事故を取り上げた際には、涙でコメントができなくなった場面も。大きな反響を集め、『フワちゃんの見方が変わった』『ものすごく素直な人なんだと思って見直した』といった声も集めました」(同)
ほかのタメ口タレントは嫌いでも、フワちゃんだけは好きという人も多く、今後も安定的にテレビに出演し続ける可能性は高いだろう。