11月3日に投開票が行われるアメリカの大統領選では、民主党が推すジョー・バイデン候補の優勢が伝えられている。前回の選挙では、事前の民主党のヒラリー・クリントン候補の勝利予想を覆し、トランプ大統領が誕生した。しかし、今回の選挙ではそうした逆転劇は起こらないとの見方が大勢だ。
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フィフィは10月20日のツイッターで、「日本のメディアはとことんトランプ大統領に悪いイメージを付けたがるよね、少なくとも日本の政権に対してこれまで最も友好的な米大統領だったと思うけど、そこが気に入らないのかな」と書き込んだ。
フィフィはエジプト人を両親に持ち、過去には中東情勢に関して、親米寄りの国家を批判するなど、「ハッキリと物申す」人物として知られている。メディアの報道姿勢に関しても常に懐疑的、批判的なスタンスを貫いてきた。そのものズバリな『おかしいことを「おかしい」と言えない日本という社会へ』(祥伝社)といった著作を持ち、自身のYouTubeチャンネルでも中国のアフリカ進出に批判的な姿勢を見せるなど、国際情勢をふまえて批評的な仕事を行っている。反トランプを推す日本のメディアに、フィフィとしては疑問を持ったのだろう。
ネット上では「確かにそれは感じていました」「バイデンさんになったら、これまでの日米関係はどうなるんでしょうね」「日本でネガキャンしてどうするんでしょうね?」といった共感の声が聞かれた。ただ、「あなたもずいぶん恣意的なツイートしてますよ」といった慎重な立場に付く意見も聞かれた。
大統領選が迫るタイミングでの、あえての発言は物議を醸し出したと言えそうだ。
記事内の引用について
フィフィのツイッターより https://twitter.com/FIFI_Egypt/