放送中は普段通り振る舞っていたマツコ。しかし番組エンディングで、テロップに「マツコ・デラックスさんは今日の放送でホンマでっか!?TVを卒業 約10年間ありがとうございました」と表示された。
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その後、同局は特に卒業の理由を説明することもなく、今月7日放送の2時間スペシャルで、新レギュラーとしてお笑いコンビ・EXITの加入を発表した。
そんな中、「ホンマでっか」のMCを務めるタレントの明石家さんまが9月26日放送のMBSラジオ「MBSヤングタウン 土曜日」でマツコが卒業した理由を説明した。
さんまは、「マツコは実は5年前から『ホンマでっか』辞めたかった。でも、俺との付き合いもあるし、(辞めたいと言ってから)一生懸命5年も頑張ってくれたんですよ」と卒業を“延期”していたことを明かした。
さらに、「本当は5年前にやめて、今年コロナがなかったら舞台とかもやっていきたいらしい。俺ともし番組やるとしたら『(お笑い)向上委員会』みたいなことしたいらしいのよ」とマツコの胸中を代弁したのだ。
「もともと、コラムニストだったマツコだが、2005年にTOKYO MXの情報番組『5時に夢中!』に出演したところ、キレのあるトークが評判となり、今や民放キー局全局でレギュラー番組を持つようになった。しかし、コロナ禍になり、モチベーションが著しく低下。『ホンマでっか』の卒業を機に、ほかの番組も卒業するのではと言われている」(テレビ局関係者)
発売中の「女性自身」(光文社)によると、マツコの所属事務所社長がリストラを決行。
社員に対し、業務委託への切り替えを要請したというが、社長はその理由について「近い将来、この会社もたたむつもりだから」と発言したという。
福利厚生がなくなるため、マツコのマネージャーを務めていた男性も事務所を退職してしまったというのだ。
「社長はマツコにとって恩人で、これまで二人三脚で歩んできた。それだけに、マツコが“引き際”を考え始めたのに合わせての行動で、マツコの“引退”が近いことを示唆しているのでは」(芸能記者)
今やテレビ界のスターとなったマツコの動向が注目される。