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ハッシーの中央競馬新馬セレクション【10/11東京・10/10東京】

【今週デビューの注目馬】

☆セブンシーズ
 2020年10月11日(日)東京第5R芝2000m戦に出走予定のセブンシーズ。馬名の由来は「世界の海」。牝、黒鹿毛、2018年4月10日生。美浦・鹿戸雄一厩舎。父ハービンジャー、母ライツェント、母父スペシャルウィーク。生産は安平町・ノーザンファーム、馬主はシルクレーシング。愛馬会法人・シルク・ホースクラブの募集馬で総額4500万円。全姉には17年秋華賞(GI)を制し、19年にはナッソーS(英GI)を制したディアドラ(父ハービンジャー)がいる。本馬は410kg前後と小柄で線の細さはあるが、それを感じさせないバランスの良い好馬体の持ち主。まだ緩さはあるものの、フットワークが良くブレの少ない走りをしている。操縦性が高そうな素直な気性で、血統的にも長めの距離が合いそうだ。全姉ディアドラ同様、本格化は古馬になってからだろうが、ポテンシャルの高さで早い時期から良い競馬をしてくれることだろう。なお、鞍上は三浦皇成騎手。

☆セラフィナイト
 2020年10月10日(土)東京第5R芝1600m戦に出走予定のセラフィナイト。馬名の由来は「斜緑泥石。安眠をサポートするとされる。母名より連想」。牡、鹿毛、2018年4月27日生。美浦・宮田敬介厩舎。父ルーラーシップ、母ブロンシェダーム、母父ディープインパクト。生産は安平町・ノーザンファーム、馬主はシルクレーシング。愛馬会法人・シルク・ホースクラブの募集馬で総額2000万円。祖母は08年スプリンターズS(GI)を制したスリープレスナイト。本馬はこの時期の2歳馬らしい幼さはあるが、筋肉量は豊富で見栄えのする好馬体の持ち主。回転力のある走法ではあるが、単なるピッチ走法というわけではなく、フットワークには伸びがある。バネがあり、芝での走りが楽しみだ。なお、鞍上は丸山元気騎手。

※出走予定競走には、馬の体調等により出走しない場合があります。

<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適性を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン~狙ったレースは逃さない!~」も担当している。

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