>>霜降り、ミキらお笑い第七世代がドラマに多数レギュラー出演、急増した背景とは?<<
原田と言えば、90年代には「はーらーだたいぞうです!」の大声ギャグで知られ、ネプチューンの暴れん坊といったイメージが強い。『おネプ!』(テレビ朝日系)で見せた、ちょっとエッチな巴投げシーンが記憶にある視聴者もいるだろう。
だが、その一方で早い段階から俳優として高い評価を受けてきた。『編集王』(フジテレビ系)ではボクサー上がりの無骨な漫画編集者、桃井環八を主演。NHK大河ドラマにも『篤姫』『龍馬伝』『花燃ゆ』に出演している。
さらに、あの国民的ドラマの名物キャラクターの二代目指名も受けているという。
「『3年B組金八先生』(TBS系)シリーズですね。金八を演じた武田鉄矢が、2017年に『ワイドナショー』(フジテレビ系)出演時に、二代目金八をやるなら誰かという話になり、原田を指名したのです。武田曰く、『俳優というのは隙がないとだめ。泰造は優しさも込みでちょっと鈍感』なところが良いそうです。生真面目な部分もありながら、コメディアンとして三枚目の役柄までこなす、原田に対する的確な評価だと言えるでしょう」(芸能ライター)
もちろん番組で、武田は「しごいたら何とかなるというのが一人いる」と留保付きで答えており、即戦力というわけにはいかないのだろう。各ドラマや映画に引っ張りだことなっている原田の人気を考えれば、キャスティング側からすれば魅力的な役者なのは確かだろう。
今年50歳を迎え、ますます渋みを増す、俳優としての原田泰造にさらに注目が集まって行きそうだ。