>>“プッツン女優”と呼ばれていた広末涼子、伊勢谷友介の影響? 拭えなかったトラウマ<<
広末によると、その日、山の方でドラマのロケが予定されていたものの、マネージャーと連絡がつかなかったそう。しかし、撮影に遅れてはならないため、1人でタクシーに乗って現場に直行したという。だが、そこに関係者は誰もおらず、「(マネージャー)は撮影中止の連絡をしそびれて寝たんだな」と察したが、急いで来たのでお金を持っておらず、携帯電話も繋がらない場所だったことで、途方に暮れていたとのこと。すると、その様子を週刊誌に撮られてしまい、“奇行”と報じられたという。また、ロケ場所は山だったものの、マスコミはわざわざ広末の自宅から尾行してついてきた可能性があると、広末は明かした。
そんな当時の広末と言えば、どこへ行くにもマスコミの注目を浴び、早稲田大学の初登校時もマスコミが殺到することに。大学周辺には、学生などの野次馬も多く集まり、広末はもみくちゃにされる事態となった。その後、『週刊文春』(文藝春秋)のインタビューにて、広末は学生が殺到した出来事を振り返り、どさくさに紛れてお尻を触られていたことを告白。そのことについて、「『もう、ふざけんな!』って感じでした」と、マジギレしたことを明かしている。
さらに、それから十数年後、広末は再び他人にヒップを触られることになる。17年放送のバラエティ番組『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)出演時、「最近、道を歩いていたら後ろからお尻を触られて…」と痴漢被害に遭ったことを告白。彼女は「自分が変わったと思ったのは、昔は(痴漢が)怖いと思っていたのに、すごい腹が立った!」と、痴漢に対する心構えに変化があったと明かした。そして、「なんて酷い人なんだと思って。警察に連れて行きますよって…」と、犯人を捕まえて説教をしたという。
若かりし頃、痴漢への恐怖があったという広末だが、今では犯人を撃退できるほどの強い心を身につけたようだ。