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ジャニーズ事務所が年内大型公演中止を決断できたある要因

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画像はイメージです

 ジャニーズ事務所は20日、新型コロナウイルスの感染拡大の状況を考慮し、今年12月末までの同事務所主催の大型公演を中止することを公式サイトで発表した。
 同サイトによると、対象となった公演は8月から12月のSexy Zone、12月のジャニーズWEST、9月から11月のKing&Prince、10、11月のSnow Manなどの各ツアーで、中止となる公演については、ジャニーズネットオンラインでの映像配信による公演に切り替え。配信日については決まり次第発表するという。

 ​>>新国立公演開催までの“つなぎ”が厳しい嵐<<​​​

 同サイトでは、「大型公演を開催することにより、必然的に多くの都道府県をまたぐ移動機会が発生することとなりますので、現在の感染状況等を踏まえまして、当面大型公演の開催は控えるべきと判断いたしました」と説明した。
 「ジャニーズとしてはコンサート会場でクラスターが出てしまったらシャレにならない。EXILEらが所属するLDHは独自に有識者らで構成したコロナ対策委員会を設立。その上で、早々に年内の所属アーティストの全公演中止を発表していただけに、ジャニーズの決断はやや遅かったような気がする」(音楽業界関係者)

 通常通りに公演を開催できた場合に比べ、コロナ禍の現状では大規模イベントの収容人数は5000人までで、今後、いつになったら収容人数が拡大されるかまったくメドが立たない状況。
 となると、開催したとしてもチケット・会場でのグッズの売り上げは大幅に減ることになりそう。ジャニーズとしてはそれと感染者が出るリスクを天秤にかけた上での決断だったようだが、中止を決断できたのはある要因があったようだ。

 「ジャニーズの公演はファンクラブに入らないと申し込みできず、申し込みの際には700円ほどの申込手数料、抽選で外れた場合にも同じぐらいの金額の返金手数料が取られてしまう。これまで長年、ファンにとってはただ損するだけの手数料で莫大な金額がプールできているので、しばらくライブ公演がなくても事務所は傾かない」(芸能記者)

 それにしても、チケットの「手数料」だけで今までいくらもうけたのかが気になるところだ。  

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