>>『SUITS2』、同じお仕事ドラマ『半沢直樹』に負けている原因は“オシャレさ”? 都合のいい展開にも指摘<<
第6話は、かけがえのない秘書・玉井(中村アン)を失い、喪失感にかられる甲斐(織田裕二)だったが、ある日、クライアントである碓氷ジュエリー社長の碓氷秀明(博多華丸)に会いに、大輔(中島裕翔)を連れてマカオのカジノを訪れ――というストーリーが描かれた。
放送前、「新章、スタート」として、あたかも舞台がマカオに移されることが予告されていた今話だが、本編の展開に視聴者からは困惑が集まっているという。
「ストーリー冒頭では、甲斐と大輔がマカオでギャンブルに興じるクライアントに会いに行く場面がありましたが、マカオでのシーンは数分程度。碓氷がギャンブルに負けるシーンが描かれただけで、すぐに場面は東京の事務所に移り、視聴者からは『マカオこれで終わり!?』『何のために行ったの…?』『マカオアピールしてた時間の方が長い』という困惑の声が多く聞かれていました。コロナ禍により、当然マカオ現地での撮影は困難とはなっていますが、わざわざ“新章”と銘打ったメインの場面を一瞬で終わらせたことに対して、多くの疑問の声が集まっていたほか、次週についてもまた『新章、開幕』と予告されており、フジテレビ公式ユーチューブチャンネルにアップされた動画にも『いよいよ新章開幕』と記されていて、『毎週新章かよ』『もはや新章詐欺』といった指摘も集まっています」(ドラマライター)
さらに、前週退場した甲斐の秘書を務めていた玉井についても、さまざまな声が集まっていた。
「甲斐が以前に弁護を務め勝訴した自動車事故に関する訴訟で、前週では玉井が実は自動車に欠陥があったことを示す社内の書類を受け取っていたことが明らかに。書類には玉井の受領印が押してあるものの、玉井は受け取った記憶がないと大輔に話し、『どうすればいい? こんなミス初めて』と書類をシュレッダーに掛けようとしたり、甲斐に対しても『あなたもいつも私に隠し事をするのに』と反論し、結局解雇されたものの、謝罪すらしない玉井に視聴者からは呆れ声が聞かれていました。当然ながら今週は姿を消しており、シリーズファンからは『なんか物足りない』『たまちゃんいないと寂しい』といった声も聞かれていましたが、『どうせ戻ってくる展開になるんだろうけどもう嫌いになった』『先週イライラしすぎたから、今週で即復帰みたいな展開じゃなくてよかった』という声が。人気キャラの一人だっただけに、視聴者が翌週まで引っ張るほどの想いを残したようです」(同)
果たして今後、玉井が復帰することはあるのだろうか――。