押しも押されもせぬ大人気芸人となったサンド。現在の地位は、おんぼろアパートで同居生活を送っていた苦労時代があってこそ築けたといえる。食えない時代は当然、汚れの仕事も請け負った。芸人にとっては、その通過儀礼がセクシー系。伊達はかつて、セクシー女優と“絡んでいた”というが、実態は…。
「03年に発売された男性向けグラビア月刊誌に、付属のDVDが付いていました。その中で、上半身をあらわにしたセクシー女優から伊達さんが立ちバックで突かれる衝撃シーンがあります。女優はペニスバンドを装着。伊達さんも一応、“涼しげな下半身”になってはいますが、カメラは前からとらえているため“合体”しているかは不明」(雑誌マニアのフリーライター)
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受け身の立場であるとはいえ、お笑い界のスターダムを疾走中のサンドにとっては大きな痛手。富澤は見届け人のような立場で、場をひたすら盛り上げるに終始したが、隠ぺいしたい黒歴史であることに違いはない。動画の流出は阻止したいところだ。
このテのギリギリセーフの映像は、駆け出し芸人にとって避けては通れない日当のいいアルバイト。金に目がくらんで手を出す芸人は多い。ワイルドネタで一世風靡したピン芸人・スギちゃんもそんなひとりだ。
スギちゃんの場合は、ゲイ向けビデオ。「イクとこ100連発2」というタイトルで、素人男性100人が延々と自慰行為に励む内容だ。05年ごろにマニア向けに発売された110分の作品で、出番は1分強。今よりも痩せていて、小顔で男前だ。
背後に潜む男性から陰部を上下運動され、別の男性からは口の中にパクリと入れられるシーンもあり、かなり生々しい。スタジオ撮影ではなく、部屋の一角。照明もなく、想像を超える低予算で制作されたことが見て取れる。スギちゃんは、無表情を貫いた。ゲイビデ出演が、よほど嫌だったのだろう。
同じくピンで元一発屋芸人のヒロシも、「ベイビーズ」というコンビ時代にゲイビデオデビューしている。タイトルは「変態面接官スーパー11」。男性に乳首を責められ、下半身をシゴかれる映像が出回っている。
良くも悪くも、現在はネット時代。裏歴史を隠し通すのは、ほぼ不可能。タレントにとっては世知辛い時代か。
(伊藤由華)