内容は楽屋のような場所で、テイクアウトしてきたごく普通の丼をただ食べるのみ。どこかの有名店を訪れたり、食材に関するうんちくを披露するといった「グルメ系情報」の要素はない。食感などのレポートはあるが、基本的にはオジサン芸人がメシを食べているだけの動画が続く。
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伊達と言えば強面な風貌に反して、相方の富澤たけしとともにコンビそろって酒が飲めない下戸で知られる。後輩との食事会ではひたすらメシを食わせながら、「食レポの練習」をさせているとも言われる。ある意味では、食に対して生真面目なこだわりがあるとも言えるが、人気の秘訣はそうした点ばかりではないだろう。
ネット上では「ここまで、おいしそうに食べてくれると嬉しい」「伊達さんなんだかかわいい」といった声が聞かれた。どうやら伊達をマスコット的な存在に見立て、「癒やし系動画」として眺めている視聴者が多いようだ。「パンダが笹を食べているようなものかね」といったズバリな声も聞かれた。さらに、相方の富澤が出ていないにもかかわらず、たびたび相方の話を出す場面にも、「コンビ愛を感じる」といった見方をされているようだ。
ただ、伊達自身こうした意外な反応には気づいていないようで、カツ丼編の終わりには「誰観んの?マジで」、天丼編では「もうやめようこれ」とスタッフにツッコみを入れる場面も。ここまで人気が出てしまえば続きが気になるのも確か。伊達はこれからも「メシを食べ続け」そうだ。